ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

岩にしみいる

2012年07月26日 22時13分09秒 | weblog

今年も蝉の大合唱である。

昨年の7月29日に、
蝉に起こされたという話を
このブログに書いたが、
今年も同じような時期になって、
同じような目にあっている。

昨年のブログ時にクマゼミのことについて、
いろいろ調べた。
その結果、
クマゼミは地中で7年過ごす
と書いてあるが、
どうも最近はその説に
疑問符が付いているようだ。

いろんな研究者が
枯れ枝に産んだ卵から、
羽化にかかる年月を
調査をするという
気の長い研究をされているようだが、
今ネットで見る限り
3年~13年と諸説紛々で、
結論は出ていないようだ。

最近そのクマゼミの生態で
注目されているのが、

光ケーブルを枯れ枝と間違えて、
産卵管を刺して
穴を開けるという被害を
発生させているとの頃だ。

光テレビに、産卵の様子が写ったりして。

ケーブルの中で育ち
テレビで羽化すると
まるで「貞子」のようなミステリーである。

そんな被害を防ぐ手段として、
ケーブルを硬くすると、
今度は工事に支障がある
という厄介な問題をはらんでいる。

最近ようやく、
卵を産みにくいケーブルが
開発されているようじゃが、
それにあたって
生態なんかもかなり
研究されたんじゃないですかね。

クマゼミはこの日本で二番目に大きい
(一番は「ヤエヤマクマゼミ」)セミ。
しかし実は、まだまだ謎の多いセミなんだそうです。

これはおまけですが
芭蕉の数ある句の中には

「静けさや 岩にしみいる 蝉の声」

というのがありますが、
これはきっと
耳鳴りのように「じーーー」っと鳴く
アブラゼミでしょうね。

それに対抗して、
騒々しいクマゼミの句は

「うるささや 汗も飛び散る 蝉の音」

なんてどうでしょう。