ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

身の回りのネイチャー

2012年07月21日 23時03分28秒 | 自然

「Nature(ネイチャー)」を辞書で引くと
結構いろんな意味がある。

①自然
②性質
③種類
④原始的状態
⑤ありのまま
⑥肉体的要求

doironがここでいうのは
①、もしくは⑤の話だ。

まずは、これ
職場のビル(5階)の屋上には
ちょっとした植え込みがある。

さつきなどを円形の花壇に植えてあり
夏場はちょっとした
屋上緑化効果をもたらしているし、
仕事の息抜きにもぴったりの場所である。
この屋上で先日見つけたのが
これ



でんでんむし、ことカタツムリですね。
と、ここで2種類の名前を書きましたが
どちらも学問的には
あいまいな表現であり、
正しくはというか、分類学的には
マイマイの仲間というのですがね。
ま、そんなことはさておき
このマイマイ、見つかった場所が
建物周囲の自然とは
垂直位置で大きく隔たっているにもかかわらず
なぜここにいるのかということである。

植物なら種が風に乗ってとか
鳥の糞に混じってとかということもあるが
そんなことは考えられない。
では、なぜこんなことが起こったかというと
可能性は3つである。

ひとつは、ビルの壁を決死の覚悟で
登攀してきたということ。
しかし、これはかなり難しいっしょ。
途中、小さな溝もあって
マイマイには一部オーバーハングになるはずである。
海風も強く、水分を奪われる危険性もあるし、
鳥などの捕食者もある。
もしそれでもたどり着いたというのなら
よほど運のいいマイマイであろう。
大事にすれば運のおすそ分けも
あるかもしれない。うん、うん。

もうひとつは、
花壇の植え込みに入れた土や
植えたサツキのどこかに
卵が混じっていたということだ。
まあ、これが一番可能性が高いだろう。
マイマイの類は
地面の浅いところか
木の根もとのくぼみに卵を産みます。
その生殖行動は
かなり面白いのですが
まあ、それは又の機会に。

そして、最後は
誰かが持ってきたということですが
こんな物好きは
このビルにはdoironくらいしか
生息していないでしょう。
今度こっそり、アマガエルでも
持ってきておきましょうかねえ。

次はこれ。
丸っきりの自然というわけでは
ありませんが、
⑤のありのままに該当するかな



初夏の頃に植えたゴーヤが
精力的に実をつけ始めました。
昨夜は早速、卵と一緒に炒めた料理を
いただきました。

そのうちに食べるのが
追いつかなくなるでしょうから
おっつけ、おすそ分け攻撃が始まるでしょう。

これも⑤ですが、



オクラ

株がまだ小さいくせに
一人前の実をつけました。
夏のエキスがいっぱい詰まってそうな
立派な実です。
心していただくことにしましょう。

そして、これは
多分アゲハのさなぎでしょう。



悲しいかな、鉄パイプで
幼虫からさなぎになりました。
すなわち「蛹化(ようか)」したわけですね。
でも、ほどなく鳥に襲われてしまいました。

最近は蝉の抜け殻も庭のあちこちで
見かけるようになりました。
今年の初鳴きは
doironのテリトリーでは
7月9日でしたな。

ちょっと気をつけて
目を見張ると
いたるところに命があって
いたるところに営みがあります。

そして自分も命の一員。
生きてることに感謝せねば、ね。