ヤマモモから
なぜか宮沢賢治を連想したｄｏｉｒｏｎ。
結局、賢治の作品から
森の狸がヤマモモ酒で宴会といったような
くだりは見つかりませんでした。
そんな連想のイメージを拭えないまま
頭の中のヤマモモを思い出しつつ
一枚の絵手紙を書きました。
絵しおりとしなかったのは
山から狸が差し出したみたいな
演出もいいかな、なんてね。
絵ができてから
さて文章をどうしようかと考えました。
なかなか「どいだみつを」を
名乗れるような名文句は出てきません。
車を運転しながら
トレッドミルを走りながら
トイレにしゃがみながら
睡眠前にうとうとしながら
考えました。
結局
先日採取した時に
ひと粒食べてみたら
甘酸っぱい味だったので
酸いも
甘いも
と”もも”にこだわりつつ
人生、いろいろあるんだから
というメッセージを込めて
こんな絵手紙にしました。
ちょうど手紙サイズに
切り取れるようになっています。
これは友達の引っ越し祝いとなります。
トイレにでも飾ってもらいましょ。
芳香は放ちませんが
まさかのペーパー切れの際の
非常手段には使えるだろうて。