ｄｏｉｒｏｎがまだまだご幼少のみぎり
村で電気工事の仕事を営む家に
カラーテレビがやってきた。
その頃カラーで製作されていた漫画といえば
ジャングル大帝。
雑誌も
「冒険王」や「ぼくら」なんかが全盛で
カラーで漫画を見ることも少なく
そのカラーテレビの画面の美しさを
目の当たりにして
子供心にも技術の進歩のすごさに
感動した記憶がある。
白黒テレビはもっと以前から
あったけどね。
ｄｏｉｒｏｎが生まれる３年位前に
日本で産声をあげたそうだ。
四本足で、ガチャガチャ回しながら
チャンネルを変えたのがなつかしい。
そんなテレビが生まれて
黄金時代を迎える頃に
活躍していた俳優が
どんどんなくなっていく。
数年前には、緒方拳、原田芳雄
先日は、小野ヤスシ、地井武男
そして昨日は、演劇とともに生きてきた
山田五十鈴が亡くなった。
享年９５歳。
そう、丁度「活動写真」が「映画」と
呼ばれ始めたころに
生まれ、演劇に加えて、
映画、テレビとともに育った彼女。
今のエンターテイメントメディアの
ほとんどを支えてきた。
ほとんど、というのは
残念ながらデジタル化には
乗りそびれてしまったからね。
どんどん、黄金期の俳優、女優が
なくなっていくかと思えば
最近はその２世の活躍が
目立ち始めている。
テレビのデジタル化とともに
どうやら、出演陣も
第２世代に入ってきたような気がするな。
歌舞伎などが世襲を習わしとし、
落語も真打襲名披露とかするように
女優、俳優もそのうち
緒方直人、改め二代目緒方拳
しむらけん、改め二代目いかりや長介
（２世じゃないけど・・・）
なんかを名乗ったりしてね。
テレビとともに、時代も変わっていく。
こんなブログも
何年かすれば
変わっていくんやろな。
その時には、２代目ｄｏｉｒｏｎを
名乗る者も・・・おらんわな
大女優、山田五十鈴さんの
ご冥福をお祈りいたします。
合掌