ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

スポーツの孤独

2012年07月23日 23時06分44秒 | スポーツ全般

ロンドンオリンピックが
間近となっている。
続々と選手たちが空港から
旅立っていく姿や
かの地の空港に降り立つ姿が
報じられている今日この頃だ。

そんなニュースのおまけで
各選手のプロフィールが
紹介されることがある。
たいていは、競技時の
ガッツポーズシーンが多いのだが
見ていて心を打たれるのは
そんな歓喜の姿ではなく
彼らが人知れず努力している
練習時の光景だ。

一挙手一投足を確認しながら
自分の身体と心と向き合い続ける選手。
さぞや胸の内には傍からは理解されない
葛藤が渦巻いていることだろう。
自分の限界はもっと先だろう。
そこへ到達するために
どの道を選べばいいのか。
常人には理解できない無人の荒野を
彼、彼女らは彷徨っている。
それはある意味、とても
孤独である。

doironもかつてはそうだった。
もちろんレベルは全く違って
もっとずっと次元の低いところだけど
ずっと自分と孤独な対話をしていたように思う。
気の遠くなるような
時間を費やしてのバイク。
身を削って打ち込んだラン。
例え仲間と一緒に打ち込んでいても
自分の身体と心は
自分にしかわからない。
そういう意味で、スポーツは
孤独というほかはない。

孤独だからこそ
同種のスポーツに打ち込む人は
より仲間意識が強くなる。

スポーツを通じて
思いを共有する仲間の
団結が強いのは
そういう、スポーツの孤独の
裏返しなんだろうな、きっと。