雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

ガス燈

2014-03-27 21:00:00 | 映画
著者 :
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 : 2004-08-06

"ガス燈"のDVDを借りてきました。
1940年の英国映画と1944年の米国映画の2つが
1枚のDVDの表と裏に入っていました。
1944年のイングリッド・バーグマン主演のものは
テレビで放映されたことがあり見たことがあります。
もともと舞台で演じられていたものだということです。
ちょっと登場人物の設定が違っていたりはしますが
二つの映画はだいたい同じ内容です。
家の階段部分だとか鍵が掛かった夫の机は同じといって
いいほでです。
どちらもよかったです。

1944年版で書きます。
ポーラは有名な歌手だった叔母に引き取られ育ちます。
叔母は家で殺されました。
家を出て10年たちポーラは結婚して叔母の家に
帰ってきます。
叔母の持ち物は屋根裏部屋にすべて移され入り口は封印
されました。
夫がポーラが物忘れがひどく物を盗んで隠すように
なったとなじるようになりました。
ポーラにはその記憶がありません。
夜夫が仕事部屋に行くと家を出ていくとガス燈が暗く
なります。
階上で人の歩く音がしてきます。
ガス燈が明るくなってしばらくすると夫は帰ってきます。
ポーラは自分が正気をなくしていっているのだと思い
こみます。
ポーラの叔母を知る警察官が夫を怪しみ調べ見張って
います。
夫が探していたのは叔母の持っていた価値がある宝石です。
ポーラは危ういところを助けられます。

夫によって追い詰められていく女性がうまく演じられています。
人ってこんな風に簡単に操られてしまうものなんでしょうか?
たくみに人の心を操れる人を相手にしたら抜け出せない
ものなのでしょうね。
しかし残酷なことをするものです。
宝石を捜したいのであれば空き家の時に忍び込んで
探せばよさそうなのに。

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