雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

旅人は夢を奏でる

2014-02-06 23:38:18 | 映画
フィンランドの映画"旅人は夢を奏でる"を見てきました。
35年ぶりで3歳の時に別れた父親が現れていっしょに
旅する話です。
ピアニストのティモは妻子が実家に帰ってしまいました。
現れた父だというトムは胡散臭い人です。
無理やりに車に乗せられて旅に出ます。
姉に会います。
初めて姉がいることを知ります。
異母姉です。
それから父の母親にも始めて会います。
亡くなった母が養母で実母がいることも知ります。
別れた妻子にも会いに行きます。

二人は本物の音楽家だそうで途中には二人で歌う場面が
あります。
ちらしにはユーモアあふれる人間賛歌だなんて書かれて
いますが、私はユーモアは感じませんでした。
なんだかあまりよく理解できていません。

旅の途中よく盗みをするのです。
それがごく普通の行為みたいに。
父はそういうことが普通の生活なんでしょうが、ティモは
まじめなピアニストなのにあっさりと受け入れている
みたいで、すごく抵抗があります。
初めて会う父でも、父だとすぐ受け入れられるもの
なんでしょうか。
今まで知らなかった血縁のある人達とたくさん会います。
ごく普通の家庭で育ちなんの疑問も持たなかったけど
自分のルーツを知るということは安定した気持ちに
なるのかしら。
最後の部分はなんだかねぇ。
人生を狂わされた人ができちゃったじゃない。

コメントを投稿