雑記帳

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生きうつしのプリマ

2016-08-05 09:24:18 | 映画
映画"生きうつしのプリマ"を見てきました。
ゾフィはドイツでJAZZ歌手をしています。
父が1年前に亡くなった母エヴェリンにそっくりのオペラ歌手の
カタリーナがニューヨークにいることをネットで見つけます。
NYへ行って彼女について調べてくるよう父に強要されます。
彼女は頑なにゾフィと話そうとしません。
施設にいる認知症のカタリーナの母はエヴェリンの写真を
見せるとエヴェリンだと言いました。

しだいに真相がわかってきます。
なに書いてもネタバレになりかねないのでこのへんに
しておきます。
しかしまあ、なぜ人生をこんなに複雑なものにしてしまう
のだろうと思います。
ゾフィが真相がわかってつい笑いだしてしまう気持ちが
わかるような気がします。
単純な人生もいいけど、複雑な人生だって悪くはないでしょう
という声が聞こえてきそうです。
同じような内容を日本で映像にしたらドロドロの話に
なってしまいそうです。
この映画ではほどんどの人が、からりと真実を受け止め過去に
影響されることなくこれからを生きていくことでしょう。
中には夜な夜なうなされている人もいますけど。

この瞬間を逃したら真実は表に現れなかったかもしれない、
その一瞬にふうせんが割れた、みたいな感じですね。

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