雑記帳

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ミモザの島に消えた母

2016-07-27 19:31:59 | 映画
映画を見てきました。
「ミモザの島に消えた母」です。
アントワンは10歳の時にミモザの島と言われるノアール
ムーティエ島で母を溺死で失いました。
その時、妹のアガッタは5歳でした。
30年経ちました。
母のことは家族の間で禁句になっていました。
アントワンは母の死の真相を知りたいと思います。
妹はどうして知りたがるのか理解しようとしません。
父も祖母も、再会した昔の使用人も話そうとしません。
彼は使用人から渡された母の遺品の中の時計から
真実に近づいていきます。

父や祖母と激しい諍いを起こした数日後に祖母は亡くなります。
葬儀の場でやっと真実を知らされます。

知らないということは重くのしかかることだったでしょう。
妹は知らなくていいという態度だったのに、真実を知ったら
ころっと変わって激しく憤っています。
上映中の映画で詳しくは書けません。
この二人にとって真実を知るということはよかったことでしょう。

ノアールムーティエ島は本土とは海の中の道を通って行き来
します。
この道は満潮になると海の中へ消えてしまいます。
ミステリーにはうってつけの島ですね。
日本にもこんな島があったような、なかったような・・・

いい映画でした。

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