紅白戦第２戦 新垣と山田が無失点の好投を見せた。

宮崎キャンプ第４クール２日目の16日は、前日に続いて紅白戦が行われました。前日は柳田選手と立岡選手の若手２人が２安打のマルチヒット、松田選手がホームランを放ち、試合は４－１で紅組勝利。この日は開幕ローテーション入りを目指す２人の投手が好投を披露しました。


この日の両チームのスタメン
白組
（二）本多雄一　（遊）今宮健太　（三）松田宣浩　（左）松中信彦　（一）小斉祐輔　（中）柳田悠岐　（捕）細川享　（指）オーティズ　（右）中村晃　（左）中原恵司　（捕）高谷裕亮
紅組
（遊）川崎宗則　（中）長谷川勇也　（左）内川聖一　（指）小久保裕紀　（右）多村仁志　（右）柴原洋　（捕）田上秀則　（二）立岡宗一郎　（捕）山崎勝己　（三）仲澤忠厚　（指）李杜軒
紅白戦初登場のオーティズが白組８番指名打者で出場。他にも高谷が白組、山崎が紅組に入りました。第２戦は白組が小倉真介投手、紅組は新垣渚投手の両先発の投げ合いでスタート。


試合は初回、紅組は１死から長谷川がレフト線を破る２塁打を放ち、内川が四球を選んで１死１,２塁。小久保の場面でバッテリー間のミスがあり、長谷川と内川が進塁し、多村の場面で小椋が暴投してしまい、長谷川が生還。労せずに１点を先制します。２回には柴原の四球、田上のセンター前ヒットで無死１,２塁と追加点のチャンスを作り、立岡が遊撃ゴロ併殺打で倒れるかと思われましたが、白組２塁手・本多が悪送球。これを見て柴原がホームインし、紅組２点目が入りました。
紅組先発の新垣は、初回に本多をライトフライ、今宮を遊撃ゴロ、松田を２塁フライに打ち取り３者凡退と上々の立ち上がりを見せます。２回は松中を外野フライ、小斉には投手ゴロに打ち取り、そして前日２安打の柳田をフルカウントまで追い込んで空振り三振を奪いました。新垣は２回を投げて無失点のパーフェクトピッチング。復活に向けて好調をキープしています。
２点を追う白組は３回、オーティズが紅組２番手・陽耀勲の初球を捕らえ、右中間フェンスに直撃する２塁打。打ったオーティズは２塁に到達した後に人差し指を天に突き上げてみせました。オーティズポーズは今年も健在なり。１死２塁で中村がライトへの長打を放ち、２塁代走・柳田が生還して１点差。中村は俊足を飛ばして一気に３塁を陥れて３塁打！なおも１死３塁で中原が３塁強襲のタイムリー内野安打で２－２。白組はオーティズの２塁打から３連打で同点に追い付きました。
３回裏、山田大樹が白組２番手で登板。紅組先頭の仲澤を２塁ゴロに打ち取ると、李杜軒を遊撃ゴロで簡単に２アウト。川崎に出塁されて２死２塁となるも、長谷川を遊撃ゴロに抑えて勝ち越しを許さず。４回は内川・小久保・多村の紅組クリーンナップと対戦し、小久保を低めの球で三振に仕留めてみせました。５回も三振を奪い３者凡退に抑えた山田は、３回無失点２奪三振と完璧な内容。
試合は中盤になってから落ち着きを見せ、６回裏に紅組は育成選手の藤田宗一（ロッテ→巨人）が３番手で登板。中村にいきなりセーフティバントを決められるも、中原を三振ゲッツー。本多には高めの球で三振を奪い、１回２奪三振という結果に。７回は育成外国人のデレオンが白組打線を無失点に抑える好リリーフ。
７回裏、紅組は３つの四球で２死満塁と勝ち越しのチャンス。この場面で田上が白組３番手・下沖勇樹の２球目を捕らえ、左中間を深々と破る走者一掃のタイムリー２塁打！これが決勝点となり、紅組が５－２で勝利。紅組はこれで２連勝です。


紅白戦（アイビースタジアム）　※特別ルール　試合結果
白組００２　０００　００　　２
紅組１１０　０００　３X　　５
（８回終了）
投手リレー
（白組）小椋、山田、下沖
（紅組）新垣、陽、藤田、デレオン、高橋秀


第２戦も紅組が勝利を収める結果に終わりましたが、この日は先発ローテーション入りを狙う新垣投手と山田投手がアピール。右肩痛からの復活を目指している新垣投手は、打たせて取るピッチングで２回無失点。この日のピッチングを振り返って「バランス良く投げられた。また次もいけると思う」と好感触。今キャンプでは11日のシート打撃で無安打の好投を見せたりと調子は上々。ホークスの右の先発投手が手薄なだけに新垣投手の好投は良い事じゃないかと思います。完全復活が今からでも待ち遠しい、あとは暴投癖を無くすだけだ。
白組２番手で登板した山田投手は、３回無安打無失点で２奪三振。「この段階にしては順調にきている」と納得し、「無四球というのが一番大きかった」と満足されていました。今季の目標を２ケタ勝利と掲げている山田投手、昨年は育成から支配下入りして４勝、今季は進化する姿が見られそうです。山田投手と大隣投手による左腕の３番手争いは、今のところ山田投手がリードしているのかな？
他にも３番手で登板した藤田投手が、１イニング投げて２奪三振で支配下登録に一歩前進。高山投手コーチが「マウンドでは落ち着きがあった。十分戦力になれる」そりゃそうですよ。38歳と経験豊富、実力もまだあるから育成から這いあがれると思っています。左の中継ぎは森福投手しかいない、藤田投手が入ると中継ぎの層がまた厚くなりそう。どうか開幕前までに支配下登録できますように…。
野手陣の中では、田上選手がこの試合２安打３打点をマークし、７回に満塁の場面で走者一掃の２塁打を放ちました。若手では、中村晃選手が２安打のマルチヒット。３回の最初の打席では反撃のタイムリー３塁打、２打席目は意表を突くセーフティバントで内野安打。プロ入り３年間でまだ１軍経験が無し、今年こそは１軍入りしてほしいですね。それに紅白戦初出場のオーティズは２塁打を放ち復調をアピール。打撃面では今のところ問題無し、開幕に間に合うでしょう。



　　
　

レギュラー＆開幕一軍争いはここから始まる！

福岡ソフトバンクホークスの宮崎キャンプは、15日から第４クールが始まりました。今クールからは紅白戦も始まり、レギュラー争いや若手選手による開幕１軍をかけたサバイバルも本格化。紅白戦で結果を出し続ければ、その先のオープン戦での出場機会も与えられるかも？15日の紅白戦第１戦は、若手選手が打撃で猛アピールしました。


この日のスタメン
紅組
（遊）川崎宗則　（中）長谷川勇也　（左）内川聖一　（一）小久保裕紀　（右）多村仁志　（指）柴原洋　（指）田上秀則　（二）立岡宗一郎　（捕）高谷裕亮　（三）仲澤忠厚　（指）李杜軒
白組
（二）本多雄一　（遊）今宮健太　（三）松田宣浩　（左）松中信彦　（一）小斉祐輔　（中）柳田悠岐　（捕）細川享　（右）中村晃　（指）中原恵司　（指）山崎勝己
紅組には川崎、内川、小久保、多村が入り、白組は本多、松田、松中、細川が入りました。この日の先発投手は、紅組が４年目での初勝利を目指す岩崎翔、対する白組は神内靖でした。

初回、紅組は川崎が神内の初球を叩きつけてレフト前ヒットで出塁すると、長谷川はセンター前ヒットを放ち、１塁走者・川崎は３塁まで進んで無死１,３塁と先制のチャンス。この場面で内川に大きな期待が掛りましたが、結果は遊撃ゴロ併殺打。この間に川崎が生還して紅組１点を先制しました。
白組はその裏、本多が四球の後に盗塁を決め、今宮も四球を選んで無死１,２塁と反撃に出ます。しかし松田がセンターフライ→本多３塁憤死で２アウト、松中は１塁ゴロで３アウト。反撃のチャンスも走塁ミスと中軸の凡退で無得点に終わりました。
紅組は２回、先頭の多村が四球を選ぶと、続く柴原が右中間？への２塁打を放ち、多村が１塁から一気にホームインして２点目。この後立岡が右中間にポトリと落ちるヒットで１死１,３塁とし、高谷が痛烈なライト前タイムリーヒットでもう１点追加。この回紅組は２本のタイムリーで２点を奪い３－０。白組は１死後に柳田がレフト前ヒットを放つも後続凡退。岩崎は２死３塁のピンチを背負うも後続を打ち取り無失点。
４回裏、紅組は森福允彦が２番手で登板。今宮を遊撃ゴロ、松田をレフトフライ、松中にはセンターフライに打ち取り３者凡退。５回、紅組は先頭の立岡が白組３番手・甲藤啓介の初球を振り抜き、レフト前に弾き返すヒットを放つと、高谷の場面で２塁への盗塁を成功させます。１死３塁で中澤が３塁ゴロ、３塁走者の立岡が本塁突入→松田が本塁返球するも判定セーフ。立岡の好走塁で紅組に４点目が入りました。
なんとか１点を返したい白組は、５回裏に柳田がこの日２本目のレフト前ヒットを森福から放ち、細川の場面で盗塁を決めます。しかし後続が次々と倒れてこの回も０点。紅組は６回に川崎の四球＆盗塁、相手の守備ミスもあり無死１,３塁とチャンスを迎えるも、内川が２塁ゴロ→川崎本塁封殺、さらに内川が１塁で牽制でアウト。走塁面でミス連発…。迎えた７回の最終回、完封負けだけは避けたい白組は、松田が紅組３番手・吉川輝昭から左中間スタンドに飛びこむ大きなソロ本塁打を放ち、ようやく１点を取り返すことに成功するも、反撃はこの１点のみ。紅白戦初戦は紅組が４－１で勝利しました。



紅白戦（アイビースタジアム）　※特別ルール（７回終了）
紅組　１２０　０１０　０　４
白組　０００　０００　１　１
投手リレー
（紅組）岩崎、森福、吉川
（白組）神内、金澤、甲藤、久米
本塁打
（白組）松田

というわけで15日の紅白戦は、序盤に３点を奪った紅組が、攻守で白組を上回る内容で勝利しました。先発の岩崎投手は立ち上がりに２者連続四球、毎回のようにランナーを出しながらも３回無失点。ゼロで終えたのは良かったけど、制球面で課題を残す形で終わりました。２番手の森福投手も白組打線を２回無失点の好リリーフ。このキャンプは調子がよさそうですね。白組は神内投手が２回３失点でKO。松田が紅白戦チーム第１号のホームランで一人気を吐きました。
この日最もアピールしたのが、紅組の立岡選手と白組の柳田選手。両者とも２安打１盗塁のマルチヒットの活躍。立岡選手は５回にレフト前ヒットで出塁すると、俊足を活かして盗塁＆４点目のホームを踏みました。初戦を振り返って「監督の目の前で打てて嬉しい」と笑顔を見せ、「明日も２安打打つつもりで頑張る。ヒットを打ったら今日より大きい拍手と『立岡』コールをよろしくお願いします」と意気込みを語りました。
あと、新人の柳田選手は２安打ともレフト前に運ぶヒット。本人も「合格点」と満足げ、秋山監督も「センスがあるね」と褒めておりました。開幕１軍へ好スタートを切った柳田選手、今後の紅白戦＆オープン戦でも新人らしからぬ活躍を期待しています。将来はホークスの主力候補なんですから。
第４クール２日目の16日も紅白戦が行われます。宮崎の天気は晴れと予報されているから、予定通り実施すると思います。15日で結果を出せなかった選手たちにもまだチャンスは残されています。若手選手の中から、打ち上げまでに主力たちを脅かす存在がどんどん出てきてほしいものだ。



　　
　

池江泰郎厩舎の所属馬が東西で明暗分かれる。

３連休最終日でバレンタインデー前日の13日は、東京競馬場ではクラシックへの登竜門・共同通信杯、京都競馬場では春の古馬GI戦線を占うステップレース・京都記念が行われました。共同通信杯はディープインパクト産駒の直接対決、京都記念はGI級のメンバーが集結と見どころ満載でした。


京都のメイン競走・第104回京都記念（GⅡ・芝2200ｍ 12頭立て）は、昨年の菊花賞馬・③ビッグウィーク、NHKマイルカップを制した④ダノンシャンティ、昨年の有馬記念で３着と健闘した②トゥザグローリー、「善戦マン」返上を目指す⑫ヒルノダムールの最強４歳勢が集えば、2008年の菊花賞馬①オウケンブルースリ、2007年のシンガポール航空インターナショナルカップ優勝馬⑨シャドウゲイト、京都コースを得意としている⑤メイショウベルーガといった古豪も参戦しました。
レースはビッグウィークが好スタートを切りますが、⑩セラフィックロンプと⑪プロヴィナージュの牝馬２頭が先行し、ヒルノダムール４番手、トゥザグローリーは５番手でゴール板を通過、ダノンシャンティは掛かっていて折り合いが悪く、オウケンブルースリ最後方。１コーナーから向正面に入り、セラフィックロンプが先頭、プロヴィナージュ２番手、３番手にトゥザグローリー、そのすぐ後ろにビッグウィークがぴったりと付いている。中団にはメイショウベルーガとダムールが５番手で並走、７番手にシャドウゲイト、ダノンシャンティ９番手。後方には⑥ロードオブザリング、⑦ヒカルカザブエと続き、ブルースリ依然として最後方追走。
残り1000ｍ～外回り３コーナーに差し掛かり、シャドウゲイトが早くも動いて先頭集団に加わる。有力馬は中団の位置に固まっている。シャンティはまだ８番手、オウケンブルースリは外に持ち出している。下り坂でトゥザグロが先頭集団に迫り、ヒルノダムールも動き出す。ベルーガはまだ加速せずに直線勝負！
12頭が４コーナーから最後の直線に入り、先頭争いはセラフィックが最内で粘って、ビッグウィーク、ヒルノダムール、シャドウゲイトの３頭が横並びの中、大外のトゥザグローリーが残り200ｍでまとめてかわして首位浮上！大外からメイショウベルーガも飛んできて、ダムールを捉えるもトゥザグロには届かない。トゥザグローリーはベルーガの猛追を振り切り先頭でゴール！並居るライバルを破ってGI制覇に一歩前進したトゥザグローリー、この馬の進化は止まらない！
単勝１番人気だったトゥザグローリーが、その期待に応えて京都記念を制し、昨年の中日新聞杯以来２度目の重賞勝利。２着のメイショウベルーガは京都での相性の良さを証明。２番人気のヒルノダムールは３着に終わり、またしても重賞初制覇ならず。ダノンシャンティは道中折り合いを欠きながらも４着に入り、菊花賞馬・ビッグウィークは休み明けの影響もあり６着でした。
トゥザグローリーは母がトゥザヴィクトリー、父がキングカメハメハという良血。お母さんはかつて池江泰郎調教師が管理し、息子も池江氏に育てられました。池江さんの定年前に重賞を勝利するなんて、なんつう孝行息子だ！この勝利は定年を迎える恩師に捧ぐ１勝ではないかと思います。この日は道中３,４番手で進み、直線では前を行く馬たちを外から一気に差し切りました。ここ５戦で３勝と好調、GI制覇の期待も高まる一方。春の天皇賞は距離的に不安があるけど、宝塚記念なら優勝候補の一角として挙げられそうです。


東京メイン・第45回共同通信杯（GⅢ 芝1800ｍ）は、13頭によって争われました。このレースの注目は、ラジオNIKKEI杯２歳ステークスの勝ち馬⑪ダノンバラードとデビュー２連勝中の⑤サトノオーによる「ディープ産駒」の直接対決が実現。ダノンバラードは重賞２勝目、サトノオーは３連勝での重賞Vに挑みます。他にもステイゴールド産駒の②ナカヤマナイト、⑬ディープサウンド、⑫ベルジャザール、船橋競馬から④ダブルオーセブンが参戦しました。
③タツミリュウがポンと飛び出して始まったこのレース、先行争いでディープサウンドが大外から押し上げて先頭を奪います。２番手付近には好スタートを見せたタツミリュウ、⑥ユニバーサルバンク、ベルシャザールがいて、ダノンバラードは中団７番手。９番手の位置にナカヤマナイト、サトノオーは後方待機、⑧ニジブルームが最後方を追う。
先頭のディープサウンドは１馬身リードで３コーナーを回り、ユニバーサルバンクがピッタリと２番手。ダノンバラードはまだ中団待機、サトノオーはまだ後方。直線に入り、ディープサウンドとユニバーサルバンクの２頭が並び、最内からナカヤマナイトが突っ込んでいき、先頭争いは３頭に絞られた。ディープサウンドとサトノオーは外に持ち出すがあまり加速しない。後続ではベルジャザールとダブルオーセブンが上昇。残り100ｍでユニバーサルバンクが前に出たが、最後はナカヤマナイトがゴール前でかわしてゴール！
直線の３頭の叩き合いを制したのは、ステイゴールド産駒のナカヤマナイトでした。道中逃げていたディープサウンドが、ディープ産駒最上位の３着。同じくディープ産駒のサトノオーは６着、１番人気だったダノンバラードは９着と惨敗。地方馬（ダブルオーセブン５着）に負けるなんて正直情けない。ダノンバラードに至っては初めての府中コース＆左回りで大苦戦、これではダービーや秋の天皇賞、ジャパンカップといった府中のGIレースでは勝てそうにありません。池江さんもこの結果にため息しか出ないでしょう。この日の東西重賞は、池江厩舎の明暗が分かれた１日となりました…。


来週は東京競馬場で今年のJRAGIレースの第１弾・第28回フェブラリーステークスが行われます。「冬のダート王」を決めるこのレースですが、昨年の覇者・エスポワールシチーが回避し、サクセスブロッケンが現役引退を発表。歴代王者不在の中、JCダートを制したトランセンド、根岸ステークスの勝ち馬・セイクリムズン、ダノンカモン、オーロマイスター、シルクメビウス、ダイシンオレンジ、バーディバーディ、地方からフリオーソが出走予定。フリオーソはミルコ・デムーロとのコンビで挑む予定だとか。それに屈腱炎で２年近く休養していたカジノドライヴが出走登録。絶対的な本命がいなくて混戦＆波乱もあるかもしれない今年のフェブラリーSは、２月21日PM３時40分に発送予定です。


　　
　

マキシマムザホルモンの『肉に撃たれて眠りたい』 2011.１.８ Part２

通算250回目のメモリアルデーとなった１月８日放送の「肉に撃たれて眠りたい」は、冒頭でスポンサー不在＆改編と言った現実的な話があれば、名古屋でのライブでの打ち上げ話では、ろくでなしBLUESのクイズ大会でメンバーたちが大いに盛り上がったというのがありました。メール紹介では、リスナーが大喜利のお題「新感覚RPG『ホルモンクエスト 麺食いの花嫁』ドラクエにはなかった斬新な仲間への命令とは何でしょうか？」を考えてくれました。PART２ではメール紹介の続きから、珍しい名前が続々出てくるぞ。


「名前の件についてですのコーナー！」『名前の件～』が完全な企画に成り立ちましたね。ナヲちゃんが「BGM『昔の名前で出ています』とかが流れる」シャレが効いてるけど、中高生リスナーはその曲わからんかも。「やる気ないんでしょ？」とナヲちゃんが井上さんに問い詰めると、「ある～！」と井上即答。「あるあるるる～愛がある～♪」西田ひかるさんの曲だけど、15歳以下はわかるかな？

①大阪市・あずニャン大好きさん
「ダイスケさん、ナヲさんこんばんわ。読まれている頃には18歳かもしれないあずニャン大好きです。『名前の件についてです』の件についてです。僕の同級生なのですが、初対面の人に必ず『本名は？』、『何て読むの？』、『いやいやあだ名じゃなくて』と言われてしまう子がいます。その名も『百相』と書いて『モアイ』。ちなみに、『百相』というのは全国に５件しかいないそうです」
ダイスケはんが「あずにゃんが何かわかりませんけども」と言っておりますが、「けいおん」の中野梓さんのあだ名だそうです。俺は山本梓なら知ってるぞ。メールを読むときにもダイちゃんは「とどのつまりあずニャンは今後一切出てきません」と言ってました。最近ホルモンは「とどのつまり」をよく使ってますねえ。
「百相」さんという名字は私も初めて聴きました。全国に５件しかいないという希少価値、「５件全部が女の子しかいなかったら終わるよね」確かに結婚したら「百相」という名字が無くなります。ナヲちゃんはあずニャンさんではなく「百相さん」に勝手に５ポイントを挙げることに。こりゃ前代未聞だぞ。
とりあえず「百相」と検索してみたら、「百相繁」という作家さん、オートバイ店で働く「百相太郎」という人を発見。さらに「面白雑学」のサイトに、「香川県には『百相(もあい)』という名字がある。これは、『ももあい』が詰まったものであろう」と書かれてありました。


２件目はとても長くて「深イイ」メールだそうです。②東京都大田区・長髪ハゲ親父の娘さん。
「こんばんわ！先日、父から突然『肉撃たに出たから』とメールが来ました。そして、ラジオネームを訊くと『聴けばわかる』と。それからしばらくして、表参道を一人で歩きながら肉撃たを聴いていると、『大田区にお住まいの長髪ハゲオヤジさん』と（笑）。父でした。本当にメールを読まれてて、表参道のイルミネーションに見とれていたのに、思わず『えっ！？』と声が出てしまいました。
今年50になる父なのですが、そもそもホルモンを知ったきっかけは私の影響なんです。私が車に入れたアルバムを聴いて、『これいいなあ』と言ったその日から父が変わりました。父の部屋に行くと、Youtubeでライブ映像を見ていたり、DVDを買いあさったり、いつの間にかCDがほぼ揃っていました。挙句、ヤフオクで葉欄を全力で落としにかかりました。私が地獄絵図に行った時、『Tシャツを買って来い』とお金をくれました。私だけ当たった『えのんツアー』、本気で悔しがりました。
そしてついに、横山健さんのライブ、死ぬ気で取ったチケットを握りしめ、何年振りかに２人きりのお出かけでした。若干気まずい雰囲気を消しにかかるため、話題はホルモン一色。父親のヘドバン姿を正直見たくなかった私は、始まったらさりげなく離れようと思いました。しかし直前、父がトイレに行きました。それからホルモンが終わるまで、父の姿を確認できませんでした。ホルモンが終わって再開すると、以上にテンションの高い父の汗だく姿。正直見ていられませんでした。帰りは今まで話せなかった進路の悩みなどを聞いてもらい、今まで禁句だった私の彼の話まで腹を割って話しました。なんだか今までの壁が取れてスッキリしました。ナヲちゃんをはじめ、ホルモンメンバーのみんなありがとうございます。
ちなみに、父がコンタクトデビューをしようとしていた事は肉撃たを聴いて知りました。結局父はライブ中にメガネをかけ、命がけで守り抜いたそうです。今度ライブの時に『今日の腹ペコ最年長者』を聞いてくれませんか？そこで思いっきり手を挙げるのが今の父の夢です。」
昨年10月23日の放送で「長髪のハゲオヤジ」さんのメールが読まれ、それから約３か月後に娘さんが登場しました。娘さんもお父さんのネタを聴いてかなり驚かれたようですね。一度聴いただけでホルモンのファンになってしまったお父さん、「ざわ…ざわ…ざ‥ざわ……ざわ」の特典である「葉欄」まで手に入れようとしていた事を知ると、「ホルモン本気で愛しているんだな」と感じました。それに冷え切った親子の関係が、ホルモンのライブをきっかけに深まったのも良かった事だと思います。
娘さんのメールを聞いていたナヲちゃんは思わず感激の涙。読んでいたダイスケはんも泣きそうになりました。こんなに深くて感動するメールがこの番組にあったでしょうか。250回目に相応しく、ナヲちゃんが「250万ポイント！」を娘さんに差し上げる事に。それは超あげすぎでしょ？感動した勢いで「長髪ハゲオヤジ」という曲をかけようとしたけど、その曲自体が存在しません。ダイちゃんが「親子なのか兄弟なのか親戚なのかわかんないけど、ホルモンを通してこういう出来事が起こっている方もいるかもしれない」そりゃ他にもいるでしょう。
感動するエピソードなんですが、ダイちゃんが娘さんのミスを発見し、「横山健」の「健」が「剣」になっていた。ナヲちゃんとダイちゃんが一緒に「イーーネ！」と叫んだのでした。よくある変換ミス、「横山剣」はクレイジーケンバンドです。それでもそのメールが感激もんだから、「イーーネ！」

深イイメールの感動の余韻が残る中でエンディングに突入。ナヲちゃんはホルモンを「深イイバンド」だと豪語。深イイ話といえば、冠徹弥さんが「行列のできる法律相談所」から「深イイ」に出るらしい。「300回まで続けたい」というナヲちゃんは、250回目の放送内容をFM大阪の上層部に聴かせてあげたいと訴える。「２人で川柳や大喜利を考えて送ってみてください」親子対決でどっちのネタが面白いか比べるのもいいですな。今回のメールをきっかけに「ホルモンに捧げる16小節のLove song」というタイトルの新企画がほぼ決定。長髪ハゲオヤジさん、これからも親子そろってホルモンファンでいてください。
最後の方で、ナヲちゃんが最近虫歯に悩まされているから歯医者に行きたいと希望。育児ストレスで歯が痛くなったのかしら？一方で歯医者に通い続けているダイちゃんは、ほぼ最終段階に入り、治療部分はセメントで埋めているという。ダイちゃんのすきっ歯がようやく完治しそう。次回はM-1予想バトルの結果発表。今さらかよ。



　　
　

井岡一翔が国内最速のプロ７戦目で世界王座奪取！

全国的に雪が降り、寒波が訪れた建国記念日の11日、神戸市・ワールド記念ホールで「WBCミニマム級タイトルマッチ オーレイドン・シスマーチャイ（タイ）VS井岡一翔（日本・井岡ジム）」の試合が行われました。世界初挑戦の井岡選手は、国内最速記録となる７戦目での王座奪取に挑戦。対する王者のオーレイドンは40戦無敗、この試合が７度目の防衛戦でした。


まず第１ラウンド、開始１分17秒に井岡が左ジャブ２発→右ボディーストレートを放ち、１分45秒には左ボディ。残り１分を切り、オーレイドンが連打を放つと、２分24秒に右ストレート。井岡は残り20秒で右ストレート、残り15秒でボディ連打、オーレイドンのパンチをステップでかわして終了。
続く第２ラウンド、井岡が開始早々に左のパンチを出し、その後もオーレイドンに圧力をかける。オーレイドンは30秒過ぎから左ボディブロー、１分15秒で左ストレートをヒット。その７秒後に井岡が右ボディ。両者の見合いが続く中、２分過ぎにオーレイドンが連打を放ってペースを掴んだかに思われたが、残り45秒で井岡のカウンターの左フックが決まり、オーレイドンダウン。スリップ気味だったのでダメージは少なそう。
第３ラウンドはオーレイドンがアウトボクシングでリズムを取るが、井岡は右ストレートを王者のボディに放つ。オーレイドンは左右の強いパンチを振るうが、井岡にダメージ無し。残り１分に差しかかるところでオーレイドンの左が井岡の顔面を捉え、２分３秒に右フックを当てる。井岡はオーレイドンをロープに詰め、残り30秒で右ボディブロー。フェイントで相手のパンチをかわし、残り10秒でまたも右ボディを放った。
４ラウンド、立ち上がりにオーレイドンがコーナーに背負われながらもパンチを繰り出し、１分８秒にカウンターの左ストレートから左右の連打。井岡にボディパンチを貰いながらも、連打で打ち返す。１分48秒には左ボディブローを当てるも、井岡は効いてないとアピール。残り１分を切って井岡が右のノーモーションが決まると、残り10秒にもう一度井岡の右ストレートがオーレイドンの顔面を捉えた。４ラウンド終了時点の公開採点では、①40－35、②38－37、③37－38の２－１で井岡リード。１人は５点の大差、残り２人は僅差だ。
そして第５ラウンド、井岡がボディで間合いを詰めると、右ストレートを２発放つ。１分経過前にオーレイドンが連打を出すところ、井岡が左ボディを打ち返し、モロに喰らったオーレイドンが崩れ落ちるようにダウン！そのまま立ち上がれず試合終了！５ラウンド１分７秒TKOで井岡一翔が勝利し、WBC世界ミニマム級新チャンピオンになりました！


井岡選手がプロ７戦目で世界のベルトを奪ってみせました！これまでに1991年の辰吉丈一郎さん、2006年の名城信男選手が８戦目で世界王者になりましたが、この２人を抜いて日本人最速記録の偉業達成。日本のジムに所属している男子世界王者はこれで７人となります。
７戦目での世界挑戦、相手は経験豊富、日本のホープとはいえ勝ち目は無いだろうと思われましたが、王者から２度のダウンを奪い、５ラウンドにボディ一発でオーレイドンをマットに沈めました。その前に左右のボディパンチが的確に入っていましたね。オーレイドンもこれまで６度防衛しているけど、この日は減量失敗が響いたんでしょうかね…。おじでジム会長の井岡弘樹さんは1987年に初代ミニマム級王者（当時はストロー級）に君臨、それから23年後、井岡家にWBCのベルトが戻ってきました。
井岡選手の経歴を見ると、中学時代にボクシングを始め、高校時代は選抜、インターハイ、国体の「高校６冠」を達成。高校卒業後に東京農業大学に進学し、北京オリンピック出場を目指しましたが、その夢が断たれた事で大学中退。2009年４月にプロデビューし、２戦目で日本ランク入りを果たすと、３戦目には現役世界ランカーを撃破。６戦目で日本ライトフライ級王座決定戦に勝利して日本王座獲得（その後返上）。その後に階級を下げてミニマム級に転級しました。
世界ベルト奪取後はベルト返上して階級を上げるの噂もありましたが、今後もミニマム級で戦う事を示唆。さらに試合後のインタビューでは「４階級制覇を目指す」と宣言。４階級だとスーパーフライ級までですね。フライ級で３階級制覇すれば当然叔父を越えられますな。世界を制した日本ボクシング界の背負う男の戦いは始まったばかり、今後の活躍にも期待したいですね。



　　
　

マキシマムザホルモンの『肉に撃たれて眠りたい』 2011.１.８ Part２

３度の飯より飯が好き！マキシマムザホルモンの第250回目の
肉に撃たれて、眠りた～い！
2011年１月８日放送分は、記念すべき「祝！250回～！」番組が始まって丸４年と280日目、本番前にはスタッフから花束が用意されたそうです。ダイスケはんが「歴代のパーソナリティの方が出てきたり…」って、この番組はダイスケはんとナヲちゃんしかいないんですけど。名前を挙げるとしたら、アイクルさんしかおらんか。ダイちゃんが「テレビ、ラジオの番組でも250回目ってあんまり見たり聞いたり少ない」250回も続けたって事は、長寿番組の仲間入りですよ！「４掛けたら1000（回）だぞ」その頃までにホルモンはバンド活動を続けているのかな？
１年で放送できる回数は50回前後だから、来年の年明け（2012年）には通算300回。本当に迎えられるかナヲちゃんは心配気味。ダイちゃんは「CM挟まんと番組危ないかもしれないよ」、それに春と秋に訪れる改編期を乗り越えないと300回はない。「スポンサー無くなってから何回続いてるの」八戸ノ里ドライビングスクールが2009年の11月に番組スポンサーを撤退してから、約１年以上スポンサー不在が続けています。普通の番組なら３か月以内で終わるけど、この番組はよく生き延びてるなあ。「これあと２カ月したら危ないんちゃう？」ダイちゃん、そんな不吉な事言わないで！肉撃たが今年の３月に終わったら、俺は何をすればいいんだ？ダイちゃんたちが危機感を覚える中、井上ディレクターは改編を乗り越えられる自信があるみたいです。
３月の改編は目前に迫っていて、スポンサー候補に挙がっている企業もいくつかあり、FM大阪内でスポンサー無しの番組は肉撃ただけ。ナヲちゃんが悲鳴を挙げた後、ダイちゃんが「リアルに計算したらあと10回しかない…。もしかしたら終わっちゃうかも」。もしもの時はゲッターズ飯田さんに占う予定だとか。もうすぐ丸５年を迎えるので、ナヲちゃんは「FM大阪挙げて300回までやろうよ」と井上さんに要請。「きり良しとすれば今回やろ」ダイちゃーん、250回記念が最終回なんてヤダよー。突然の最終回になりかけたから、ナヲちゃんが「危ない危ない」とヒヤヒヤ。まあとりあえず、250回達成おめでとうございます。これからもこの番組が末長く発展する事を願っております。

今年２回目の放送、年明けから１週間しか経ってないので明るい話題をしようと思ったが、ダイちゃんの面白い話が見当たらない。ナヲちゃんは昨年12月に名古屋で行われたSHACHIの解散記念ライブ（ホルモンも出演していました）の打ち上げで、HOTSQUALLとSTOMPIN'BIRDのメンバーたちと会話し、HOTSQUALLがいると絶対志村けんさんの話になるという。その後にろくでなしBLUESの話で盛り上がり、「ロクブルクイズ大会」では打ち上げ参加者みんなろくブルの知識が高い！だいたいの人たちはろくブルと同世代ですが、上ちゃんとストンピンのヤスさんはあまり「ろくでなし」について行けませんでした。おれもついて行けないかもなあ。
ダイちゃんの好きな「スラムダンク」や「ドラゴンボール」を読んでない人もいるかもしれない→俺読んでないんですけど。ONE PIECEも興味ないわ。ナヲちゃんは「SMAP SMAP」で「ワンピース王決定戦」というクイズ企画を見て、キムタクとかが普通に答えているのに驚いてました。ダイちゃんもある雑誌で「ワンピース好きバンドマン」の特集を見たそうで、メンバーはほぼ若い人ばかりでした。SHACHIのHIDETAさんも食玩（おもちゃ）を大人買いするほどのワンピース好きらしい。
「スラムダンク」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「ろくでなしBLUES」などはホルモンの世代。現代は「BLEACH」と「NARUTO」が人気らしい。ちなみにナヲちゃんは「ワンピース」の単行本を８巻しか読んでなくて、ダイちゃんの場合は３巻までしか読んでないけど、映画を見ているそうです。俺さあ、アニメ見てないから言うけど、いまどきのアニメって本当に面白いの？

リクエスト曲「ハイヤニ・スペイン」の後、リスナーからのメールを紹介。ここ最近メールを読む機会が少なくなり、川柳と大喜利は合わせて経ったの６通…。全て川柳で大喜利はゼロ。悲惨ですねえ。
①岩手県・みちのくドロレスさん
「ナヲさん、ダイスケはんワンバンコ！いつも楽しくポッドキャストで聴いております。肉撃た大喜利大好きなのでお題を考えてみました。良かったら使ってみてください。」
ドロレスさんが考えた大喜利のお題というのがこちら。「新感覚RPG『ホルモンクエスト 麺食いの花嫁』ドラクエにはなかった斬新な仲間への命令とは何でしょうか？」例として「ぶちかまそうぜ！」（かっこいい！）、「１回話し合おうぜ」、「いい加減仕事しようぜ」、「ポケモンゲットだぜ！」（それ違う！）などなど。リスナーが考えたお題にナヲちゃんは「こういうの分かりやすくて、答えやすいね」と絶賛。今のお題が「2010年ものこりわずか」だから、年を明けたのでお題変更にはグッドタイミング。というわけで、「ホルモンクエスト」が次回の大喜利お題に正式決定！お題発案者のみちのくドロレスさんにナヲちゃんは「５ポイントゲットです！」これは大量点だぞ～。
ちなみに、他の命令には「命大事に」、「魔法（MP）使うな！」、「ガンガン行こうぜ！」、「みんな頑張れ」とかがありました。リスナーからの答えがたくさん来る事を期待したいですね。

PART２では「名前の件についてです」のメールを紹介。今回はどんな珍しい名前があったんでしょうか？



　　
　

ホークス宮崎キャンプ、第２クールでも選手たちは頑張っています。

２月１日に始まった福岡ソフトバンクホークスの宮崎キャンプ。キャンプ初の週末となった５日から第２クールに突入し、週末は大勢のホークスファンが生目の杜に駆け付けました。復活をかける選手の調整も順調、開幕投手争いも過熱しております。


第２クール初日の５日は、NPBの加藤コミッショナーがキャンプ視察に訪れました。インフルエンザで宮崎入りが遅れ、ようやくチームに合流した大隣憲司投手がB組（２軍）ブルペンで23球投げ込みました。序盤で出遅れた事で「のんびりやっていられない」と危機感を募らせ、早い内でのA組合流を誓いました。その翌日の６日、大隣投手の下に悲報が届きました。お父さんである繁さんが69歳で他界。インフルエンザに父の死と辛いキャンプとなっている大隣投手、天国へと旅立つ父のためにも３年ぶりの２ケタ勝利、それに自己最高の成績を目指して欲しいと思います。
右ひざ痛で調整が遅れているオーティズ選手は、手術後初めてのフリー打撃に参加。秋山監督と王貞治会長が見守る中、58スイング中７本の柵越えを放ちました。本人も「膝に違和感はなかった」と納得し、 走塁や守備に不安を残しつつも「神様が許してくれれば」と開幕戦出場に意欲を見せていました。王会長もオーティズの回復力に驚きを見せ、「開幕まで１カ月半かな。十分やれる」と開幕１軍にGOサインを出しました。
また、新人の柳田悠岐選手が久米勇紀に対して柵越え２本を放ち、開幕１軍入りをアピール。休日にはウナギの掴み取りに挑戦し、目の前にあるウナギにビビりながらも最後はうな重を堪能。翌日にウナギ効果が早速表れた感じですかね。

６日は日曜日もあって１万9000人が来場。細川享捕手も「まだキャンプですよ。テンションが上がりますね」とウキウキされていました。全体練習終了後には宮崎市内の子供たちを対象にした野球教室が開かれ、選手たちが指導を行いました。子供たちとのふれあいに選手も笑顔を見せ、本多選手も子供とじゃれあって楽しそうでした。
開幕投手を争う和田毅投手と杉内俊哉投手の「Wエース」がブルペンで投球練習を行い、和田投手は山崎捕手に対して75球。杉内投手は115球投げ込んだ後、サブグラウンドで遠投などを行っていました。高山投手コーチによれば、紅白戦で杉内と和田が同じ日に登板する事も示唆。一部報道で「杉内濃厚」だと言われていますが、紅白戦とオープン戦の結果次第では、開幕投手の変更もあるでしょう。２人の開幕投手バトルはまだまだ続きそうです。

第３クール３日目の７日、右肩痛からの完全復活を目指す新垣渚投手が、若手選手のフリー打撃で投手役を務め、２人（中村晃、中原恵司）に対してストレートを中心に58球を投じました。２年連続未勝利、昨季は１軍未登板で今季はまさに「崖っぷち」。投球内容や右肩の調子も悪くなさそう。実戦を積んでいけばローテーション入りもあり得るでしょう。
「右のエース」が復活の道を歩む中、中継ぎエースの摂津正投手が先発転向の可能性が出てきました。摂津投手も「もともとやりたかったし、準備をしていく」と前向きでした。正直長いイニングを任せられるか不安で仕方ない。もし先発でダメだったら中継ぎに戻せばいいと思っています。巨人の山口投手も先発で失敗してますから…。ホークスが誇る「SBM」は解体するけど、摂津投手が抜けても甲藤投手、森福投手、金沢投手がいるから、中継ぎ陣の豊富さは変わらないと思う。たぶんね。



　　
　

マキシマムザホルモン待望のNEWシングル！「グレイテスト・ザ・ヒッツ2011～2011」が３月発売！

全国のマキシマムザホルモンファンの皆様、大変長らくお待たせしました！2008年７月の「爪爪爪/『F』」以降新作がなかったホルモンが、今年３月23日に待望のNEWシングルをリリースする事がホルモン公式HPで正式に発表されました！


今月３日に「小さな君の手」というPVが一部で公開され、今までのホルモンとは違うスタイルで、「腕の中で眠る君に僕は願うよ」、「ちいさな君の手 広がる未来 守りたい いつもそばに」といったホルモンメンバーの子供たちをテーマにしたメッセージ性あふれる歌詞、結成13年目で新境地開拓かと思われました。しかし、７日の完全版で亮君が「小さな君の手」のPVが流れているテレビにゲロを吐きかけ、そのまま新曲の「maximum the hormone」のPVに移行しました。
「小さな～」は結構いい曲だなあと思って聴いていたら、後で「だまされたー！」と頭を抱えた人も多いんじゃないかと思います。それに新作を初めて聴いてみましたが、約３年間のブランクを感じさせず、爪爪爪以上に攻撃力がパワーアップしている感じでした。路線変更かと心配されていたファンも一安心された事でしょう。ウソの新曲「小さな君の手」も好きだけどね。

今回の最新シングルのタイトルは、「グレイテスト・ザ・ヒッツ2011～2011」明らかにベストアルバムのタイトルっぽいんですけど、「過去の曲を寄せ集めただけがベストではない、今の自分たちの新曲こそがベストだ！」という意味が込められています。
収録曲は①うつ病を抱えている亮君の友人テーマにした「鬱くしき人々のうた」、②セルフタイトル曲「maximum the hormone」、③昨年８月にWEB上でスタッフのリアクションのみの動画がUPされ、「発売予定なし！」と言われていた幻の曲「My girl」が奇跡の収録決定！スタッフの人たちが大笑いしたという謎の新曲を一度聴いてみたいですね。最後に、「小さな君の手」は収録されませんのでご了承ください。
特典も含まれており、①「BUBKA」で連載されていた亮君のコラム「マキシマムザ合法トリップ」の冊子、②トリプルジャケットが封入、③無料ライブに招待されるかも知れない、保存すればいい事が起きるだろう「謎の応募券」が付いてきます。３年分の思いが詰まった渾身の力作３曲と、豪華特典３点セットがついて、お値段は胃痛苦痛価格の1,129円！これはお得じゃないですか！？CD不況で嘆いているレコード業界も驚くほどのお得感（？）ですなあ。
AKBや嵐、韓国系アイドルに頼りっきりの日本音楽界を変えるのは、マキシマムザホルモンしかいないと思います！（それは言い過ぎだな）３月の卒業祝い、今春の進学＆入学記念のプレゼントには「グレイテスト・ザ・ヒッツ2011～2011」をお勧めします。皆さんもぜひ胃痛に苦しまない程度でホルモンの曲を体感してみてください！福岡ソフトバンクホークスは「やるんダ！勝つんダ！超えるんダ！」、マキシマムザホルモンは「聴くんダ！感じるんダ！暴れるんダ！」そして「新曲を買うんダ！」どうコレ？



　　
　

大相撲春場所が八百長問題の影響で開催中止。

現役力士たちの八百長疑惑が波紋を呼んでいる大相撲。その影響で「大相撲トーナメント」、「NHK福祉大相撲」といったイベントが中止となりました。八百長発覚から４日が経った６日、日本相撲協会は３月13日から大阪府立体育会館で開催予定だった「春場所」の中止を決定しました。本場所での中止は昭和21年の夏場所以来約65年ぶり、不祥事での中止は史上初となります。


相撲協会は午前中に理事会を開き、春場所の開催中止を正式決定。夕方での記者会見で放駒理事長は「相撲の歴史において最大の汚点を残してしまった。申し訳ない」と謝罪し、中止の理由については「八百長問題の解明が進まない中で、本場所を開くことは国民の理解を得られない」、「疑惑調査が難航していて、膿を完全に出し切るまでは土俵上で相撲をお見せすることは出来ない」と夏場所以降の中止も示唆しておりました。また、この会見で年内の地方巡業を中止を発表。村山弘義副理事長が野球賭博や八百長などの相次ぐ不祥事で、「役に立てなかった」と述べて辞任の意向を示しました。
八百長に関与したとみられる十両の千代白鵬関、元幕内・春日錦の竹縄親方、三段目・恵那司関の処分については保留。竹縄親方とメールのやり取りをしていて、関与を否定している清瀬海関に対しては、特別調査委員会が「関与を認定せざるを得ない」と判断しました。千代白鵬は引退届を提出しましたが、協会側は受理せず。４人にはいずれも厳しい処分が下されそうです。
春場所中止を受け、力士代表として評議員会に出席した大関・魁皇関が、報道陣の質問に答え、「大阪で待っていてくれているファンの皆様には本当に申し訳ない」と謝罪。白鵬関も会見に出席する予定でしたが、体調不良のため急きょキャンセルとなりました。

春場所の開催地である大阪では、大阪府立体育会館前の掲示板には本場所中止を伝える貼り紙が掲載され、市民から「やってほしかった」、「春の風物詩が無くなる」、「大半の人はまじめにやってるので若い力士たちが気の毒だ」と落胆の声があれば、相撲案内所組合の人が「死活問題。どうすればいいのか」と不安げに。橋下徹大阪府知事は「残念です。一日も早く国民の信頼を回復する事を願う」とコメント。春場所担当部長の北の湖理事は、大阪での会見で謝罪し、３度も頭を下げておりました。

今回の本場所中止は当然の結果だろうと思います。八百長がこんなにも明るみになっていて、連日テレビのニュースやワイドショーで報道され、国民の理解を得ずに強行したらますます相撲協会に批判が殺到するかもしれません。正直言って、夏場所以降中止になっても一部の相撲ファン以外は誰も悲しまないんじゃないでしょうか。相撲中継見るよりも民放のニュース番組や「５時に夢中」を見た方が面白いもん。
それにしても貴乃花が現役を引退して以降不祥事が目立ちますね。サッカー騒動に泥酔といった朝青龍の度重なる問題行動、時津風部屋の暴行死事件、相次ぐ大麻問題、野球賭博、外国人力士のケンカ騒ぎ、そして八百長疑惑…。これだけの問題を抱えている団体は異例、よく事業仕分けの対象になりませんね。日本人力士の低迷、観客減、不祥事などで相撲人気がますます低下するだろうし、八百長問題の解決、協会の体質が改善がしなければ、日本の国技は終わりを迎えるでしょう。


　　
　

ディープ産駒に２頭目の重賞ウィナー誕生！東京新聞杯ではベテランが意地を見せた。

２月最初の日曜日だった６日は、東京でマイル重賞の東京新聞杯、京都では春のクラシックのステップレース・きさらぎ賞が行われました。まだまだ寒さは続くけど、春のGIへ向けての戦いは始まっています。


京都メイン・第51回きさらぎ賞（GⅢ・芝1800ｍ）には、クラシックを目指す３歳馬12頭が集結。前走のシンザン記念で２着だった⑩オルフェーブル（ドリームジャーニーの全弟）、ラジオNIKKEI杯２歳ステークスで４着だった⑨ウインバリアシオン、⑥トーセンラーと③コティリオンの「ディープインパクト産駒」２頭も参戦してきました。
スタートからいきなり⑦リキサンマックスが飛び出すと、果敢な逃げで２番手以降を７馬身以上突き離します。２番手には⑫メイショウナルト、⑧セトノシャンクスが３番手、①リアライズペガサス、⑪カーマインと続き、ウインバリアシオンは中団の６番手、オルフェーブルは８,９番手辺り。10番手にいたトーセンラーは、３コーナーから追い上げ始める。もう一頭のディープ産駒・コティリオンは後方２番手、④ギリギリヒーロー最後方。
縦長の状態で外回りの３コーナーに入り、リキサンマックスの独走が続き、メイショウナルトも２番手一人旅。後続ではカーマインが３番手に上がり、トーセンラーも４番手。バリアシオンとオルフェーブルも追い上げる。とはいえ先頭との差はかなりあるぞ。４コーナーから直線に入り、逃げるリキサンマックスがまだ先頭キープ、メイショウナルトが必死に追い上げる。このまま上位２頭の決着で終わるのかと思われたが、残り200ｍでトーセンラーが猛追！さらにオルフェーブルも来ている！トーセンラーは残り100～50ｍでメイショウナルトを捕らえ、ゴール手前でリキサンマックスをかわしてゴールイン！なんという末脚だ！！豪快な差し切りでトーセンラー大逆転勝利！２着はリキサンマックス、オルフェーブル３着で、１番人気だったウインバリアシオンは４着まで…。
リキサンマックスが最初から飛ばし続け、道中は７馬身以上の大差を拡げ、最後の直線まで逃げ粘って２,３番手以降は届かないのかなと思いましたが、４番手から一気に加速したトーセンラーが逃げる２頭を差してきさらぎ賞を制しました。ディープインパクト産駒の重賞勝ちは昨年のラジオNIKKEI杯２歳Sでのダノンバラード以来２頭目となります。強烈な末脚は父親にそっくりでしたね～。これでデビュー以来の通算２勝目となるトーセンラー、マイルカップやダービーが行われる府中コースなら、持ち前の爆発力が活かせるのではないかと思いますがどうでしょう。


東京メイン・第61回東京新聞杯（GⅢ・芝1600ｍ 16頭立て）には、昨年のマイルチャンピオンシップで２着の④ダノンヨーヨー、３着だった①ゴールスキーが参戦。他にも京都金杯を制して２連勝中の⑪シルポート、現在３連勝中の４歳馬⑧フラガラッハ、昨年の安田記念の優勝馬⑯ショウワモダン、府中マイルで３勝と相性がいい⑩カウアイレーン、ベテランの域に達した⑮スマイルジャックと好メンバーが揃いました。今年６月の安田記念につながるだろうこのレース、ゴール前は大混戦となりました。
スタートでダノンヨーヨーと⑬ダノンムローの２頭がタイミングが悪く、シルポートと⑫ファイアーフロートの６枠２頭が先行争いを繰り広げます。カウアイレーンが３番手、スマイルジャック４番手、最内の５,６番手の位置にゴールスキーがいる。その後ろの７番手にフラガラッハ、中団にはショウワモダンが10番手付近、リクエストソングが11番手追走。１番人気のダノンヨーヨーは最後方。
３,４コーナー中間点を過ぎ、先頭のシルポートと２番手・ファイアーフロートが３番手以降を引き離し、シルポートが先頭で直線に入る。ゴールスキーはまだ馬群の中、ダノンヨーヨーは大外に持ち出して後方から猛追。スマイルジャックとカウアイレーンが逃げ粘るシルポートに接近し、残り200ｍでスマイルがシルポートに並びかける。さらに③キングストリート、ゴールスキーも接近すると、⑥キャプテンベガ、⑨オーシャンエイプス、ダノンヨーヨーも迫ってきた。そしてゴール前でスマイルジャックとキングストリートが２頭並んでゴール！
最後は２頭のマッチレースとなりましたが、スマイルジャックがキングストリートの追撃を振り切り、鼻差で１着死守しました。これでスマイルジャックは2009年の関屋記念以来重賞３勝目を飾り、ベテラン健在をアピールしました。この馬は東京コースでは何故か上位に入り、2008年のダービーで２着、昨年の安田記念では３着と健闘しましたが、意外にもこのレースで府中初勝利です。
１番人気のダノンヨーヨーは７着、２番人気ゴールスキーは３着に敗れ、道中で逃げ続けたシルポートは６着、フラガラッハは３か月の休み明けが響いて11着。そしてGI馬のショウワモダンはブービーの15着と惨敗。60㎏の斤量を背負われたこともあるし、昨年の安田以降の成績低迷ぶりからして惨敗は当然かと…。

来週の13日は、東京で共同通信杯、京都では京都記念が行われます。共同通信杯にはダノンバラードとサトノオー、ディープサウンドといった「ディープ産駒」達が顔を合わせる予定。京都記念は昨年の菊花賞馬・ビッグウィーク、NHKマイルカップ優勝馬・ダノンシャンティ、有馬記念３着のトゥザグローリー、ヒルノダムールの「４歳世代」が参戦すれば、古馬勢からは2008年の菊花賞馬・オウケンブルースリ、メイショウベルーガ、シャドウゲイト、プロヴィナージュ、ヒカルカザブエなどが登録しています。豪華メンバーが揃っているから、これは見逃せませんね。