日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

16年ぶりのJRA女性ジョッキー誕生へ!藤田菜七子が模擬レース初勝利&競馬学校を卒業。

2016年02月09日 | 競馬

JRAジョッキーの養成施設「JRA競馬学校」の騎手課程32期生の卒業式が9日に行われ、16年ぶりの女性騎手をめざす藤田菜七子さんなど6人の騎手候補生が競馬学校を卒業しました。



卒業式前に行われた「卒業模擬レース」で、藤田さん鞍上の馬(タマモライト)が逃げ切り勝ち。藤田さんにとって、これが模擬レース初勝利となりました。レースを振り返って「馬が頑張ってくれた。直線では『後ろから来ないで』という気持ちだった」と笑顔でコメント。藤田さんの師匠である根本康広調教師も「一番おいしいところを持っていったね」と愛弟子の活躍に大喜びでした。
藤田さんはテレビで見た競馬中継をきっかけに騎手を志し、小学校6年から美浦トレーニングセンターの乗馬苑で技術を磨き、中学卒業後に競馬学校に入学。厳しい訓練やトレーニング、厩舎実習、模擬レースなどがありましたが、笑顔で乗り切りました。卒業式後の記者会見で、「いつも明るく笑顔で、一人前のジョッキーになれるよう頑張る。たくさんの方に信頼され、愛される騎手になりたい」と抱負を述べた藤田さん。競馬界のアイドルとして、人気を集めることは間違い無しです。

日本の女性騎手は、現役時代に626勝を挙げた宮下瞳さんをはじめ、高知競馬の別府真衣騎手、木之前葵騎手(名古屋所属)など、地方競馬で活躍するジョッキーがほとんど。JRAでは、牧原(現姓・増沢)由貴子さん、細江純子さん、西原玲奈さんなど6人誕生しましたが、全員現役を引退。もし藤田さんが騎手試験に合格すれば、西原さん以来のJRA女性騎手となります。藤田さんが1日でも早くプロ初勝利を挙げ、GⅠレースに騎乗したり、JRA重賞を制覇するところが見てみたいです。それに、JRAジョッキーを目指す女子がもっと増えて欲しいなあ。

競馬学校32期生は、藤田さんのほかにも、木幡初広騎手の次男・木幡巧也さん、菊沢隆徳調教師の息子・菊沢一樹さんも卒業。木幡さんは最も優秀な生徒に贈られる「アイルランド大使特別賞」を受賞。ちなみに、兄の初也騎手も2年前に受賞しております。三男の育也さんも競馬学校に通っていて、将来的には父と三兄弟が同じレースで対決する事もあり得るかもしれません。菊沢一樹さんは、父の厩舎に所属することが決定的。親子鷹ですね。卒業生6名は、11日の騎手免許試験の合格発表を経て、早くても3月にデビューします。卒業生の皆さん、日本を代表するトップジョッキーを目指して頑張ってください!



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