日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
センニンソウ(=仙人草)の花の白さに息をのみました
先日(台風の来る前ですが・・・)、群馬・榛名山麓に秋探しに行きました
行った先が、伊香保温泉近くでしたので、温泉街の駐車場に車を入れ一休みをもくろみました
停めた駐車場のフェンスに、真っ白なつる花がびっしり咲いているのを見つけ、パチリ!! してきました
この花センニンソウといい、今が花の盛りです
センニンソウ(=仙人草)はキンポウゲ科センニンソウ属の多年草で、日本各地に分布し、日当りの良い山野に多く見られるつる植物です
長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生します
葉は五枚の小葉を持つ羽状複葉になるのが普通で、小葉は卵状楕円形で草質、なめらかですがつやはありません
葉の表面に白い模様を出すことがあります
葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を固定しています
伊香保は石段の街として知られるほど、坂道の多いところですから、駐車場などフェンスが多く見られます
枝葉の代わりに、センニンソウはフェンスでしっかり咲いていました
センニンソウは、茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序ふうに白花を多数さかせます・・・花はちょっといい香りがします
でも花の4枚の花びらに見えるのはガク片で、実際には花びらはありません
ガク片から雄しべと子房が沢山飛び出すようについています
9月過ぎて白い毛がついたみかん色の果実が付きます
この実の先端についた羽毛状の毛を仙人の髭に見立て、センニンソウの名が付いたそうです
羽毛状の種は風に乗って繁殖します
センニンソウは別名で、「馬食わず(うまくわず)」 という呼び名があるそうですが、これはセンニンソウが馬が食べれないほど有毒植物だからだそうです
センニンソウの花言葉は、「 安全 」、「 無事 」、「 あふれるばかりの善意 」 です
これらの花言葉は、真っ白い花が一杯つくことから生まれたようです
センニンソウのびっしり咲いた花を見ると、ふぅ~と息が吸い込まれるような魅力を感じます