日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
秋風吹き始めた「榛名山・沼の原」今・・・ユウスゲの花がススキが増えて心配になりました
先日もう夏の終わり・・・
友人に榛名にまだユウスゲが咲いていると教えられて、ふと思い立って「榛名・沼の原」に行ってきました
ここ数年榛名には往くものの花咲く時期が違って、ユウスゲ を見る事がなかったので、咲いているのを見て嬉しくなりました
年々天候が変わってきているように思います
今年は猛暑日が続き、加えて群馬は日照り日が永かった気がします
雨が欲しいと思う反面、処によって集中豪雨ならぬゲリラ豪雨が降り各地に被害をもたらしています
昨日などは隣県の埼玉川越では、竜巻が発生し、甚大な被害が生じました
竜巻は地上の温度が高温の時、上空に冷気を持った空気が入り込んだ時、急激な温度差によって上昇気流が生じます
このため付近にあった前線が刺激され巨大積乱雲が急速に発達したためと考えられています
今まで巨大竜巻なんて身近で起こる何って思ってもいませんでしたからびっくりです
榛名富士のたもとで、ユウスゲの花の咲く姿をみたら、自然の驚異は忘れそうです
沼の原・「ユウスゲの道」から 向かって正面は榛名富士です
ユウスゲの花は7月から9月ごろ、葉のあいだから花茎を伸ばし、先端で2叉状に分枝して淡黄色の花を咲かせます
花は夕方に開き、翌日の午前中に凋みます
以前見に来た時よりも大分花数が減っているように思われ、代って周囲に増えてきたススキの花穂が気になりました
ススキ(芒、薄)は、イネ科ススキ属の植物で、「尾花」ともいい、夏から秋にかけて茎の先端に長さ20から30cm程度の十数本に分かれた花穂をつけます
花穂は赤っぽい色をしていますが、種子(正しくは穎果・えいか)には白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなり、秋の風情を一段と感じさせてくれます
でもススキが増えると云う事は、植物遷移の上からみると、湿原から草原に代わってきている事で、ススキ草原は草原としてはほぼ最後の段階に当たります
初期の草原ではススキの姿はほとんど見られませんが、次第に株数が増え背が高くなり、全体を覆うようになってしまい、このままススキ草原として放置すれば、先駆者(パイオニア)的な樹木が侵入して、次第に森林へと変化していってしまいます
ススキで秋を感じるのもいいですが、ユウスゲにはなくなってほしくありませんね
蒼い空の下で咲くユウスゲの姿が可憐すぎて、頑張れ~と声援です