日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
疎水に、ガマ穂が出てました
昨日に続いて・・・
「道の駅・子持ち」の横の疎水には、ガマ(蒲)が咲いていました
ガマ(蒲、香蒲)は、ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物で、円柱状の穂は「蒲の穂」と呼ばれ、池や沼などの浅い水中に 群生して生えます
ガマは穂先の形で 、「蒲(がま)」、 「小蒲(こがま)」、 「姫蒲(ひめがま)」の3種類に区分されるようです
疎水で見かけた「蒲の穂」は、形からすると、「小蒲」かなと思えますが、ガマとして紹介します
ガマの葉は、高さ1~2mになり、水中の泥の中に地下茎をのばし、夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつけます
ガマ穂の下部は雌花の集まりで、赤褐色で太く、ソーセージに似た形状をしています
穂の上半分は細く、雄花が集まったもので、開花時には黄色い葯が一面に出る風媒花です
雄花も雌花も花びらなどはなく、ごく単純な構造になっており、雌花は結実後、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になって風によって飛散し、水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて水底に沈み、そこで発芽をします
ガマ穂の花粉は、生薬として「蒲黄」(ほおう)と呼ばれ、内服すると利尿作用、通経作用があるとされています
雌花の熟したものは綿状(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、これは「穂綿」と呼んで昔は寝具に入れてとも言われています・・・布団は「蒲団」とも書くのは納得です
一本の花穂から出る綿毛には約10万個の種があるっていわれます・・・誰が数えたのかな!?
葉は線形で厚いので、昔はこれで”むしろ”などを作るので「くみ」(組)と呼ばれ、 次第に「かま」になり「がま」になったともいわれます
ガマの花言葉は、 「 予言 」、 「 慌て者 」、 「 従順 」、 「 素直 」 です
秋分の時期になると、お月見です
お月見になれば、思い出すのはウサギです
「古事記」によると、 けがをした”因幡(いなば)の 白うさぎ”は、 大国主命(おおくにぬしのみこと)の指示で ガマの穂にくるまり、 その花粉で止血して 傷を治したらしいのですが、これは実は穂から出る花粉即ち「蒲黄」をつけたということのようです
そんな些末は夢を壊しますね
だから上のような花言葉ができたじゃないかといわれそう