直ぐ怒る人を相手にするのは苦手ですが「人間の怒りの心境」はとても重要なので、ちょっと考えてみます。怒る人をすぐ軽蔑するのが普通ですが、すぐ軽蔑しないように心がけたほうが、自分自身が幸せになるようです。この事に気付いたのは何時頃だったろうか?自分が怒る場合、その私の怒りを静かに見守ってくれる友達、一呼吸置いて、ちゃんと慈眼で受け止めてくれる親友を思い出します。自分の怒りを静かに受け止めてくれる親友は人生の宝物。なかなかそこまで我慢してくれる人間はいません。権利を主張し、おかえしをしない相手、直ぐ怒り出す相手、その相手が、どうでもいい関係の人なら事は簡単ですが、家族とか夫婦、友人の場合は、その理由を徹底して洞察する必要もあります。案外、こちらに問題がある場合が多いからです。甘えの構造と愛と怒りと主張、これは微妙な愛の世界ですので、慎重に考えて対処する必要がありそうです。例えば一度、信頼関係とか、愛の関係が成立した相手の場合、そう簡単に離別するのは考えもの。愛と甘えと幸福の構造はとても分析が楽しく、勉強になります。深刻であればあるほど、生き甲斐の心理学徒としては分析の迫力がありそうです。テキスト第1章がこの分析の価値がある事例特集です。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:372>
テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。
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