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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

ストレスの実体

2012年12月16日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
私達はストレスを感じる、としばしば口にしますが、その実体を知る人は少ないようです。自分が朝、目が覚めて夜、寝るまで、具体的に何がストレスなのか、時々明確にしないと身体症状が出る場合があります。その人の成育史で培われた理想(こうありたい、あらねばならない、という想いを生き甲斐の心理学では理想の領域と定義しています)と現実のギャップがストレスなので、このギャップはきちんと聴いていかないと他者にはわかりません。私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第5回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:255>


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人生の妙薬

2012年12月15日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人生を楽しくする薬なんてありません。しかし楽しく生きるコツはあるようです。難しい事を考える前に、どうしても実行しておかねばならない5つのポイントがあります。十分な睡眠、ほんわか気分、歌と踊り、遊び、自分の生き甲斐と目的の5つです。私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第4回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:254>


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自分を大切に

2012年12月14日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分を大切にする、とはどんな事でしょうか?世界の比較宗教学を学ぶと共通した3つの項目に出会います。自分の魂を大事にする(死んだらどうなるのか、を含めた信仰の領域)、自分の成育史を大事にする(良い思い出も悪い思い出も大切に扱う解釈の方法を自分の成育史を通して学習していく)、自分の身体を大事にする(健全な健康を保持する)、この3点を私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第3回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:253>


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生き甲斐

2012年12月13日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
毎日の喜怒哀楽はとても大切な感情で、この感情の変化を楽しみ、かつ、生き甲斐とする芸術家、音楽家、絵描きさん、作家もいるくらいです。感情の変化は意思と関係はありますが、身体が身辺の森羅万象に応じて対応する素晴らしい人間の機能です。この感情の推移を観察する余裕が、自分の生き甲斐とは何かを模索する上でも良い薬となります。10年も病棟に生活した人が窓の外の森の四季折々を和歌と俳句に託して詠む生活を生き甲斐とした事で、退院していかれました。このような奇跡に近い現象も人間には起きるものですが、それもこれも自分の生き甲斐とは何かを追求し、意識化した賜物です。こんな話を私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第2回で語りました。

:<心の世界を飛び回る:252>


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生きる目的

2012年12月12日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人間の自問自答で一番辛い質問がこの「生きる目的」かもしれません。70億の人間が一人一人この生きる目的が明確であれば果してどんな歴史が展開されていくでしょう?私の推測ですが、明確であれば今日の平和も文化も学問も、こんなに発展していないと思います。疑問だらけの人生ゆえに、人は悩み、苦しみ、何かを追求していくのでしょう。こんな話を第1回テレビで語りました。

:<心の世界を飛び回る:251>


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明るく元気に爽やかに生き抜きたい!

2012年12月11日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
私たちは好むと好まざるとに拘わらず歴史の流れ、その生活環境に流されていきます。会社の倒産、戦争等です。70億の人間の置かれた環境は70億通り存在していて、生き抜く為の努力をそれなりにしています。あるがままの現実を素直に受け入れていくと、自分の性格も、それなりに適応し逞しくなり生き抜く知恵も性格も現実適応しつつ形成されていきます。過去にとらわれていると現実適応障害を起こす事例も散見出来ます。この命題19の原理を意識しておくと、とても生きやすくなります。持統天皇の話になりますが、藤原不比等との出会いの晩年は少々悔しい想いもしたでしょうが歴史の大きな流れ、藤原氏の強大な権力には立ち向かえない現実もキチンと意識して生きていたようです。どんな環境でも明るく元気に逞しく生き抜いていきましょう。今回で命題1から19と、その関連の話は終了となり、次回からテレビでの録画での内容を簡単に書いていきます。

:<心の世界を飛び回る:250>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題19:個人は、自分の有機的経験をますます多く自分の自己構造へと知覚し受容するにつれて、自分が、歪曲して象徴されていた自分の内面への投影にきわめて大きく基礎づけられた現在の価値体系を、つぎつぎと起こっている有機体的な価値づけの過程と置き換えていることに気づくのである。



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五感と体感を美しいものに修行しよう!

2012年12月10日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
五感と体感で納得したものは意識、無意識を問わず自分の中に取り込まれていきます。倫理道徳に関係なく、心から嬉しく、好ましく、納得出来たもの、心の奥深くに響いたものは、その人の人柄として形成されていきます。好きな先生の講義と分野の学問が大好きになるように、人は大きな影響を受けやすく出来ています。人はこのように単純なところがあり、それだけに「好きこそものの上手なり」という先人の諺を大事にしつつ自分の悔いのない人生を喜びとともに創造し、確立していきたいものです。持統天皇はあの時代、しばしば大きな危機を乗り越え、生き延びる事が出来たのは案外、民草の幸せを同時に祈る心もあり、共存共栄の思想もあり、良い天皇だったのではないかと思います。自分の権力闘争も激しいのですが国民の幸せを天皇として強く願う天皇で、自分の五感と体感を正直に行動していやようです。あの健康と逞しさは不正直からは生まれなかったと推察しています。

:<心の世界を飛び回る:248>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題18:個人が、自分の感官的・内臓的経験の一切を知覚し、それを首尾一貫した統合されている一つの体系へと受容するならば、そのときには、その個人は、必然的に他のひとびとをよりいつそう理解しており、かつ、他のひとびとをそれぞれ独立した個人としてよりいつそう受容しているのである。


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身心ともに安心出来る人の前で人は始めて改心します!

2012年12月09日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分の五感と体感に何の脅威も感じさせない身心の環境で人は初めて信頼出来る相手に心を拓きます。不思議なもので大いなる反省はこんな環境の時に生まれます。安心して身心を任せられる愛の人に人は運命を託す事があります。

:<心の世界を飛び回る:247>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題17:自己構造に対して基本的になんらの脅威も包含していない条件下においては、自己構造と矛盾対立する経験は、知覚され検討されるようになり、また自己構造は、そのような経験と同化し包含するように修正されてくるであろう。

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脅威を感じること

2012年12月08日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分を脅かすもの、脅威を感じるものに対しては人間は身を固くしガードします。この人間の基本原理をなじる人がいたとしますと、その人は人間の本質を知らないと言えるでしょう。独断と偏見だろうが、ガードする生身の人間を愛と許しで暖かく見守る修行をしていくと人は何故か幸福の機会を掴むようです。ひたすらガードばかりしていると幸せは何故か、逃げていくようです。

:<心の世界を飛び回る:246>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題16:自己体制もしくは自己構造と矛盾対立するいかなる経験も、なんらかの脅威として知覚されるであろうし、このような知覚が多ければ多いほど自己構造は、それ自体を維持するように強固に体制化される。

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心理的適応の良さ、恐ろしさ!

2012年12月07日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
心理的適応は自分の成育史上、五感と体感のレベルで気分の良い場合に生まれます。思考と感情のレベルで、とても受け入れられる森羅万象ならば、人は心理的適応現象の中で生きていけます。しかし人間社会の中では、だからといって幸せになれるとは限りません。心理的適応だけを追求していると人生が破綻する可能性もあります。不適応の体験を経ることで人間の器も大きくなり人格の成長し自己肯定他者肯定、という共存共栄の思想を身につけ自他ともに幸福になる哲学を身につけていくのでしょう。

か:<心の世界を飛び回る:245>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題15:心理的適応は、自己概念が、象徴のレベルにおいて、有機体の感官的・内臓的経験をことごとく自己概念と首尾一貫した関係に同化しているか、もしくは同化するであろうときに存在するのである。

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耐えがたい緊張・ストレスの実体とは何だろう?

2012年12月06日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
本物の心理的不適応は、その人が五感と体感で受け入れたくないと思うもの(善悪に関係なく、その人の成育史上、受け入れ難く思う事)に遭遇した時、深層心理の世界で大きな緊張が生まれます。しかし教育、教え、経験があるので、ニコニコ笑いながら、緊張している事例が沢山あります。時間の問題で身体症状が出たり、爆発したりします。このような原理を意識化しておくと、セルフコントロールが上手になり、身体症状を出さなくても生きていくことも出来ます。この原理を意識化しないと抑えがたい感情に振り回され人生を棒に振る人もでてくるわけです。

:<心の世界を飛び回る:244>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題14:心理的不適応は、有機体が、重要な感官的・内臓的経験を意識することを拒否し、したがって、そのような経験が象徴化されず、自己構造のゲシュタルトへと体制化されないときに存在する。この状況が存在するとき、基本的もしくは潜勢力的(potential)な心理的緊張がある。

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自分のものとして認めない?

2012年12月05日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分に限り、こんな事はするはづがない、と。人はだれも、そう考えていますので、行動に踏み切った場合、すぐ忘れるか、意識化しないか、意識の上で逃避するか、とにかく自分がしたこととして認めない傾向があります。そのように人間は創られているようです。良心の呵責、罪の意識が強いと人間は案外ノイローゼになったり、身体症状が出る人もいるくらいです。持統天皇に限らず天皇は罪滅ぼしの為にお寺を建てたりしています。罪滅ぼしをする人間はやはり美しいなあ、と私は思います。生身の人間は互いに相手を激しく攻撃しあうことだけはやめたいものです。

:<心の世界を飛び回る:243>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題13:ある場合には、行動は、象徴化されていない有機的な経験や要求から起こることもあるであろう。このような行動は、自己の構造と矛盾するであろうが、しかしこのような場合は、その行動はその人自身によって、自分のものとして認められ(owned)ないのである。

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人は案外、いつも首尾一貫して生きているもの。

2012年12月04日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
私たちは「しまった、本心でないことをしてしまった」と悔いを残す事をしながら生活しています。しかし、それもこれも案外、自己概念からは殆ど離れていない、と言われています。しまったと思う人は生涯、しまった、と思う人生をしているかもしれません。本音で生きるように努力していないと、益々、本音から離脱していくようです。悔いのないように本音を大事にして生きていきたいものです。持統天皇は藤原不比等にしてやられた、と書物に書かれてはいますが、本当にそうでしょうか?この女帝は鉄の女のようです。

:<心の世界を飛び回る:242>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題12:有機体によって採択される行動のし方はほとんど、自己概念と首尾一貫しているようなし方である。

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性格論を思索すると明るく生きられる!

2012年12月03日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分の身辺に色々の事がおきますと人は自己防衛の為に3つの無意識の営みをしているようです。例えば愛している人が意地悪を自分にした場合、自分を鍛えているんだ、と解釈したり、無視したり、あってはならない愛への意地悪なので、こんな人とはおさらば、と解釈したりするものです。持統天皇の権力への志向性と少々愚かな息子への溺愛が大津皇子事件などを生んでいきますが、それもこのパースナリティ理論の命題11の教科書通りの展開をしています。現代も古代もロジャースの性格形成論から見ていくと歴史から更に沢山のものが学べます。

:<心の世界を飛び回る:241>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題11:いろいろの経験が個人の生活において生起すると、それらの経験は、(a)なんらかの自己との関係へと象徴され、知覚され、体制化されるか、
(b)自己構造との関係が全然知覚されないので無視されるか、
(c)その経験が自己の構造と矛盾するので、象徴化を拒否されるか、もしくは、歪曲された象徴化を与えられるか、のいずれかである。

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直接体験でなくても体験したかのように!

2012年12月02日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人は直接、体験しなくても、あたかも体験したかのように、空想の中でも実体験として性格を形成していくようです。例えば両親が互いの悪口を子供の前で言いあうと、子供はどちらが正しいのか迷い、混乱して、育っていきます。不信感を大人に抱くようになります。持統天皇の生涯を見ると、気の毒なくらい気が休まる生活がありません。現実は楽しいこと、幸せな事も沢山あったでしょうが、お母さんや従姉妹達、周囲の高官達の讒言、どれが正しいのか誤報なのかを識別していく苦労は並大抵ではなかったようです。相当の知恵者、腹のすわった女性だったようです。現代に生きる私たちも、大脳の働きが、このように、あたかも自分が経験したかのように意識化する仕組みがあることを十分注意して生きていかないと、自分の人生を狂わせる事が多いようです。愛し愛される事が人を幸福にしていきますので愛の不信感をもたらすものには十分注意しつつ生きていきたいものです。

:<心の世界を飛び回る:240>

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:

命題10:いろいろの経験に結びつけられている諸価値や、自己構造(the self―structure)の一部である諸価値は、ある場合には有機体によって直接的に経験される諸価値であり、ある場合には他人から投射され(introject)もしくは受けつがれるが、しかし、あたかも直接的に経験されたかのように歪めたかたちで知覚されるものである。


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