生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

嫉妬心

2012年12月29日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
嫉妬心は生身の人間が死ぬまで持ち続ける感情ですが、この嫉妬心を抑圧すると人は心の状態も生活も変になっていきます。消そうとしたり抑圧して見ないように努力するのも人間の美しい営みの一つではありますが、人間の心の仕組みを知っておくと無駄な努力をせず、無駄なストレスを感じないで爽やかに明るく元気に生き抜いていけます。湧き出す嫉妬心のエネルギーは強烈なので、そのエネルギーを転用して別な方向に向けるのです。例えば人に言えない嫉妬心がむくむくと湧きだしたらこれは変な嫉妬心(病的な嫉妬心)だから仕事で発散しようと決意し、かつ、その嫉妬心の理由、つまり理想と現実のギャップが嫉妬心なので、キチンとその理想(こうあってほしい、こうあるべきだ、という成育史上の想い)と現実を比較考察しつつ、その嫉妬心の原因を理性的に一応意識化しておくことが大事だ、と言われています。健全な嫉妬心と病的な嫉妬心がありますので、きちんと把握しておく必要はあるようです。こんな話をテレビ第18回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:268>

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