毎日の喜怒哀楽はとても大切な感情で、この感情の変化を楽しみ、かつ、生き甲斐とする芸術家、音楽家、絵描きさん、作家もいるくらいです。感情の変化は意思と関係はありますが、身体が身辺の森羅万象に応じて対応する素晴らしい人間の機能です。この感情の推移を観察する余裕が、自分の生き甲斐とは何かを模索する上でも良い薬となります。10年も病棟に生活した人が窓の外の森の四季折々を和歌と俳句に託して詠む生活を生き甲斐とした事で、退院していかれました。このような奇跡に近い現象も人間には起きるものですが、それもこれも自分の生き甲斐とは何かを追求し、意識化した賜物です。こんな話を私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第2回で語りました。
:<心の世界を飛び回る:252>
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