人前で堂々と振る舞える行動と、こそこそと人前では見せられない行動をとるのが生身の人間の常なのですが、案外、この裏の行動には貴重な意味が潜在しています。世間の常識を気にする人間ですので、自分もこの行動は裏の行動だなあ、と自信がなく、こそこそした感じとなります。しかしこの裏の行動を意識すると、その行動はその人の個性の美を天が暗示している貴重なシグナルである場合があるのです。例えば一人になりたくて、そーっと隠れるように部屋に姿を隠す子供を親はしばしば変な子、と非難します。しかし、その子は将来、有名な詩人になりました。目立ちがりやの変な子が有名な俳優さんになりました。変だと言われても変だ、と思わないで、一度、それは職業選択でも、生き甲斐の選択でも、何らかの意味がある行動なので、自己肯定しつつ変な自分の中に天命を見つける努力を楽しんで下さい、という話をテレビ第19回目で語りました。
:<心の世界を飛び回る:269>
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