生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

法華寺、正式名称は「法華滅罪之寺」

2013年05月14日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
聖武天皇の皇后・光明皇后の自筆には「積善の藤家」と刻印されているそうですが、いつのころからか光明皇后は藤原氏が沢山の善行を積んでいるのでご加護下さいますようにと祈りを始めています。天然痘が流行し藤原不比等の4人の息子達が殆ど同時に死んだのは長屋王の祟りだ、と思ったようですし世間もそう感じていたようで、藤原氏の悪行の数々を物部系、蘇我系の旧支配階級の子孫は、どんな気持ちで藤原氏を考えていたのでしょう?光明子は、この贖罪意識を敏感に感じ取り、法華滅罪之寺を建立したばかりでなく、法隆寺の東院伽藍夢殿を建立したとの梅原猛学説もあります。さてこの法華寺には光明子がハンセン病患者の身体を洗ったと言われている「カラ風呂:現存の建物は室町時代のものらしい」がありますが、このお寺を訪ねた時、皆様は何を感じるでしょう?私も億万長者ならお寺を建てたい気分です。お寺を立てたら自分の魂が救われるような気分になるのでしょう。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 23>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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