生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

吉野金峰山寺

2013年05月11日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
金峯山寺、 これまた面白い歴史を持つ山寺です。きんぷせんじ、と読みますが修験道の根本道場です。修験道は日本人のアイデンティティに大きな影響を与えています。日本は古来から山を神聖なものとしてとらえて生きてきました。仏教や儒教が日本に入ってきますが、どうも満足出来ない信仰の領域がありました。持統天皇の時代に役小角(えんのおずぬ)という修験道の開祖がいます。山岳宗教の完成者というか中興の祖、というか不思議な人物です。699年に弟子の広足が世を惑わす妖怪な人物という事で訴えたので小角は伊豆に流罪されます。この役小角は非常に面白い人物で映画、小説で大活躍ですが、もともと神聖な山であった吉野を更に修験道の根本道場として、この吉野金峰山寺は今でも信仰の大事な対象となるお寺です。このお寺を6月にNPO法人の事業として学友と訪問するのですが、また楽しい記事を書いていきます。日本文化の中では山は神聖なもの、不安感等のストレス曲線を癒す重要な存在ですので、この吉野は私達研究者にはとても重要な意味を持ちます。汚れと禊、この問題では富士山信仰と共に重要な吉野です。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 20>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。

(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする