自分を大事にしたいと思っても、どう対応したらいいのか、中々難しい問題です。専門の勉強をしてもそう簡単に識別出来ないのが実情でしょう。例えば胸のもやもや。理由はわからないけれども、何故か胸がもやもやするのです。色々と自己分析をする内に下記の3つの疼きらしいと何となく気付くこともあります。学説により違いますが生き甲斐の心理学では(1)魂の疼き(2)自分の生育史からの疼き(過去の失敗、挫折、罪深い反省、嫌な事件の思い出等、心の傷が未だ未解決のままの諸問題が潜在している疼き)(3)身体からの疼き。(1)の魂からの疼きの代表的なものが(a)自分は何の為に生きているのか(b)自分が死んだらどうなるのか、でしょう。この疑問は案外魂からの囁きのようですが、本人は色々の事情で気付きません。もし、この悩みから身体症状が出て病院を訪ね薬でも飲まされたらどうなるのでしょう?とても大事な悩みなのですが、本人も周囲もこの悩みを案外軽視しているようです。この疼きは宗教学的、哲学的、信仰の領域なので薬では対処できません。このような事例で薬を飲まされないようにしたいのもです。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 37>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。
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