今日は久しぶりの英語編をお届けします。
英語で「ありがとう」は「Thank you」
んなもん、みんな知っとるわい。
うん。そうですね。でも、この「ありがとう」にもいろんなバリエーションがあるということをワタクシはトロント時代、そしてその後の関空時代に知った。
トロントではバリエーションを学んだわけではないけど、ワタクシが「Thanks」という表現のことを誤解していたことが判明した。
ワタクシは「Thanks」という表現はとてもアメリカ的なくだけた表現だと思っていた。しかし、トロントの英語学校で「シェイクスピア」についての授業があり、そのときシェイクスピアの本の中に「Thanks」という表現が多用されていることを知った。英文学を勉強している人には当然のことかもしれないが、ワタクシには新鮮なオドロキだった。ジェームズは「Thanksはシェイクスピアが造った言葉だよ」と言っていたけど、彼は嘘ばかり言っていたのでそれは本当かどうかいまだに分からない。ただ、シェイクスピアはたくさんの造語を造った人だから、嘘ではないのかもしれない…
トロントのあとに旅行したバルセロナでワタクシはイギリスに留学していてヨーロッパを旅行中の日本人カップルに出会った。彼らと何度か食事をしたのだけど、そのときに「カナダ人も"Thank you"の代わりに"Cheers"と言うか?」と聞かれてこれまた驚いた。ワタクシの知る限りカナダ人は"Thank you"の代わりに"Cheers"ということは絶対になかった。彼らが"Cheers"と言うのは乾杯のときだけだ。
そして帰国後、関空につとめ始め、いろんな国のお客さんと触れ合うことになった。そこにやってくるイギリス人たち。
商品を買って帰りがけに「Cheers」
おぉぉぉぉ、ホンマに言うたーーー!と初めて聞いたときは感動した。
もっと驚いたのは、オーストラリア人の「Ta」(たぁ)
「は?今なんて?“たぁ”って聞こえたけど」と初めて聞いたとき思った。それから何回聞いてもやっぱり“たぁ”に聞こえる。そして、言っているのはみなオージー。「もしかして、この人ら、ホンマに“たぁ”って言うてる?」オーストラリアに留学していた子に聞いてみた。
「あの人らなんて言ってんの?」
「たぁ」
やっぱりそうなん
“たぁ”?なんやそれーーーー
オーストラリアに留学していた子によると「Thank you」の代わりに普通に使うらしい。
マジかよーーー。
その後にゃおとケアンズに旅行に行ったとき、スーパーマーケットで買い物をして勇気を出して言ってみた。
「たぁ」
店員は無反応だった…というか普段通りな感じ。
そりゃそうよな。向こうにしてみたら別に普通のことやもん。別に反応してくれるワケはないか。ちょっとドキドキしながら使ってみた自分が少し恥ずかしかったけど、使えて嬉しかった
同じ英語でも国によって違うのは当然だけど、この「ありがとう」のバリエーションは結構カルチャーショックだったかもー。
英語で「ありがとう」は「Thank you」
んなもん、みんな知っとるわい。
うん。そうですね。でも、この「ありがとう」にもいろんなバリエーションがあるということをワタクシはトロント時代、そしてその後の関空時代に知った。
トロントではバリエーションを学んだわけではないけど、ワタクシが「Thanks」という表現のことを誤解していたことが判明した。
ワタクシは「Thanks」という表現はとてもアメリカ的なくだけた表現だと思っていた。しかし、トロントの英語学校で「シェイクスピア」についての授業があり、そのときシェイクスピアの本の中に「Thanks」という表現が多用されていることを知った。英文学を勉強している人には当然のことかもしれないが、ワタクシには新鮮なオドロキだった。ジェームズは「Thanksはシェイクスピアが造った言葉だよ」と言っていたけど、彼は嘘ばかり言っていたのでそれは本当かどうかいまだに分からない。ただ、シェイクスピアはたくさんの造語を造った人だから、嘘ではないのかもしれない…
トロントのあとに旅行したバルセロナでワタクシはイギリスに留学していてヨーロッパを旅行中の日本人カップルに出会った。彼らと何度か食事をしたのだけど、そのときに「カナダ人も"Thank you"の代わりに"Cheers"と言うか?」と聞かれてこれまた驚いた。ワタクシの知る限りカナダ人は"Thank you"の代わりに"Cheers"ということは絶対になかった。彼らが"Cheers"と言うのは乾杯のときだけだ。
そして帰国後、関空につとめ始め、いろんな国のお客さんと触れ合うことになった。そこにやってくるイギリス人たち。
商品を買って帰りがけに「Cheers」
おぉぉぉぉ、ホンマに言うたーーー!と初めて聞いたときは感動した。
もっと驚いたのは、オーストラリア人の「Ta」(たぁ)
「は?今なんて?“たぁ”って聞こえたけど」と初めて聞いたとき思った。それから何回聞いてもやっぱり“たぁ”に聞こえる。そして、言っているのはみなオージー。「もしかして、この人ら、ホンマに“たぁ”って言うてる?」オーストラリアに留学していた子に聞いてみた。
「あの人らなんて言ってんの?」
「たぁ」
やっぱりそうなん
“たぁ”?なんやそれーーーー
オーストラリアに留学していた子によると「Thank you」の代わりに普通に使うらしい。
マジかよーーー。
その後にゃおとケアンズに旅行に行ったとき、スーパーマーケットで買い物をして勇気を出して言ってみた。
「たぁ」
店員は無反応だった…というか普段通りな感じ。
そりゃそうよな。向こうにしてみたら別に普通のことやもん。別に反応してくれるワケはないか。ちょっとドキドキしながら使ってみた自分が少し恥ずかしかったけど、使えて嬉しかった
同じ英語でも国によって違うのは当然だけど、この「ありがとう」のバリエーションは結構カルチャーショックだったかもー。
シェイクスピアって言葉が難しいというイメージが強いのですが、造語が多いんですか。なるほど。私の大好きなキアヌ・リーブスは、シェイクスピアが好きで、その言葉にとても感銘を受けたそうです。難しすぎてチンプンカンプンの私にはですけど。。。
cokyさんはシェイクスピアとかも読むんですか?
シェイクスピアの言葉は確かに難しいと思います。昔の言葉だし、詩的な表現が多いし。「造語が多い」というのは文章の中に造語が多いという意味ではないんですが、彼が造った言葉や彼が使ったことによってその後定着した言葉が多いようです。
ワタクシはシェイクスピアは好きですが、原語では無理です。カナダの学校で『ハムレット考察』の授業があったので「ハムレット」は原語で読みましたが、その前に日本語で読んでいたし、授業で意味を取りながらでしたから。台詞を覚えて、発表大会とかもありましたよ。ハムレットになりきって楽しかったです。他のシェイクスピア作品も結構読んでいますが、全部日本語でです。小説ではなくて、舞台の台本として書かれてあるのでさらに読みにくいですね。
それとは別に現代語でダイジェスト版みたいのを授業中にみんなで演じたこともありますよー。その独白のときに一番ハムレットっぽくやっちゃったもんで、そのダイジェスト版のときはハムレット役に選ばれてしまいました
で、オージー友に会ったので聞いてみたら
カジュアルな“ありがとう!”って意味らしいね。
サッカー観戦の時の“オジオジオジ~オイオイオイ!”って
どういう意味ってまた聞いたら、特に意味はないらしく
日本で言う“ニッポン、チャッチャッチャ!”
みたいなものらしい。
こういう話題すごく好き!
興味深いので、またお願いしまーす
Enjoy your summer vacation
フィジーに行ったときもオージーの大学生たちが「オジオジオジ~オイオイオイ」って盛り上がってたよー。それに対抗して、ニュージーランダーズは「キゥイキゥイキゥイオイオイオイ」ってやってた。「キゥイ」のほうはその場でワザと言っただけかもしれないけど。