字幕版がなかなか時間が合わずに諦めかけていたのですが、ちょうど先週合う時間にやっていたので見に行きました。
ちょっと最近のディズニーの中ではいまいちだったかなぁ。
海に選ばれたモアナアウリイクラヴァーリョが半神マウイドウェインジョンソンと共に、命をつかさどる女神テ・フィティに昔マウイが盗んだ「心」を返しに行くというお話。
モアナのおばあちゃんタラレイチェルハウスが半神マウイのお話を聞かせてくれるのだけど、ここんとこからどうもすんなり入ってこなかった。どうしてテ・フィティの「心」をみんなが狙っていたのかもよく分からんし、マウイがそれを盗ったのは、人間が喜んでくれると思ったからと言っていたんだけど、それもなんでそう思ったのかよく分からんかった。これはワタクシの理解力がないだけで作品の中では説明はされていたと思うんですが、なんだかよく分からないままでした。
モアナは海に選ばれたらしいんだけど、この「海」の扱いがちょっとやっかいで。なんだか都合良くモアナを助けてくれたり、あっさり無視したり。「それが海ってやつさ」なんてマウイに言わせてるけど、そこんとこもワタクシは納得できなかったかな。
ココナッツの海賊カカモラは、ユーモラスで良かった。「なんか可愛いんだけど…?」ってモアナに言われて怖い顔を描くところが面白かったですね。
ヘイヘイは意思疎通が出来なさ過ぎて物足りなかった。やっぱりベタでもいいから可愛いブタのプアと一緒に旅に出て欲しかったなー。
お父さんが娘心配のあまり過保護で~ってのもなんかよくあるパターンですね。
モアナのキャラは冒険心があって好きでした。彼女の仕草や喋り方はいかにもアメリカのティーンって感じがして、モアナの育った南の島の人とはちょっと違う気はするけど、それはアメリカのアニメだから仕方ないか。モアナは可愛いですけどね。
「アナと雪の女王」「ズートピア」と来てちょっと期待し過ぎたかもという気持ちがあるのですが、周囲の評判を聞いていると高い評価を受けているようなので、ワタクシがおかしいだけかもしれません。