シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

かけひきは恋の始まり

2008-11-20 | シネマ か行
ジョージクルニーが自分で監督して主演して、大好きなグッドオールドデイズをまたまた映画にしちゃったよー。そして、相手役の女優はこれまらグッドオールドデイズがよく似合うレニーゼルヴィガー。ジョージが選んだキャストだよね、きっと。

「かけひきは恋の始まり」なんて言うから、ラブロマンスなのかと思いきや、そっちよりもプロフットボールリーグの創成期のてんやわんやのほうが時間が長いね。ワタクシはアメフトが好きだから、楽しめたけど、ラブロマンスかと思って見に行ってアメフトも全然好きじゃない人だったら結構辛いかも。

ジョージとレニーのテンポのいい会話とか、パブで大勢ですぐに殴り合いになっちゃうとことか、男同士が女性を巡って1対1で殴りあうところとか、どこを切っても昔の映画っぽくって、本筋の話自体は大したことないんだけど、途中から、もうジョージが楽しくてしょうがなくて撮ってるんだから、ジョージの好きにしたらいいじゃないっていう気になって、こっちもジョージが楽しんでる顔を見て楽しんだらいいんじゃないのって思えてきた。多分、こう思えなかった人はジョージの道楽にただただ付き合わされただけっていう感じがしちゃったんじゃないかなー?原題になっているレザーでできたヘルメットとか、サイドカーつきのバイクとかさ、ただただジョージが一回かぶってみたかった、一回乗ってみたかったってだけなんじゃないの?って感じだもんね。ワタクシはジョージが好きだからそれでも許すけどさ。

それにしても本当にフットボールリーグの創成期ってあんなだったんでしょうか?フィクション部分は大いにあるだろうけど、大筋ではあんな感じだったのかなー?あの時代からすでにスポーツエージェントなんてもんがついてたのかなぁ?さすが、お金大好きアメリカ人って感じですねー。(あ、一部のアメリカ人ね。苦情は受け付けません)

さてと、今回はジョージの道楽に付き合って差し上げましたから、次はきちんとしたものを届けてくださいよ。クルーニーさん。