市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

まぼろしは秋桜に似る宇宙より思慕は手をふる少女のままに

2008-09-03 20:54:50 | Weblog


 秋桜……これからの季節はことに好きな花。


 宇宙空間にながれる巨大な時間を思うと、人として在るいっさいは一瞬のゆめみたいなもの。


 でも、今を生きているわたし(たち)にとって、宇宙時間の一瞬は長い。


 コスモス、宇宙と秋桜。


 どうして同じ言葉なんだろう。そのつながりもふしぎ。



 少女……わたしの詠う少女は、萩尾さんの「百億千億」の阿修羅や、メリーベル、そんなイメージ。それか、花郁さんのフェネラ、とか鈴鹿とか。


 漫画のちからって、強い。














 
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さざなみの髪はほどかむ夕月の海のうらより昇る光に

2008-09-03 17:19:31 | Weblog


 すこし早いけれど、月の出に。


 一日を終えて。


 暑かった。もう夕風が吹きはじめる。



















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ひとりごとみな言ひおへず鈴の音の風にころがる秋のガラスよ

2008-09-03 08:04:17 | Weblog

 朝の風鈴。


 思いなしか、音色、ちょっとさみしい。


 雲は厚いけれど、きれめに覗く空色が濃い。残暑の一日が始まる。





 無事につとまりますように。




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