東京の迎賓館赤坂離宮は、日本初の西洋風宮殿(ネオ・バロック様式)だが、今回、訪ねた京都迎賓館は、「現代和風の創造」を設計思想としている。
外観は、伝統的な和風建物だが、受付のある地下へ降りると、鉄筋コンクリートむき出し構造だったので、やや失望を感じつつ、賓客を迎える正面玄関に回ったら、別世界が広がっていた。
扉には、樹齢700年の福井県産の欅の一枚板が使われ、床板には、傷がつかないように特殊加工が施されており、技術の粋を凝らした障子や行燈・照明具・壁面装飾が、幽玄な和の世界を創出し、ゆったりと流れる時を楽しむことが出来る。
また、庭園と建物が一体となって調和する「庭屋一如」の設計思想が貫かれており、どの部屋からでも庭園の景色が楽しめるので、季節を変えての再訪も一興といえそうだ。
なお、京都迎賓館は、予約なしで個人の自由参観が可能だが、7月から9月の3ヶ月間は、ガイドツアー限定なので、注意したい。
セキュリティ・チェックを受け、手荷物はコイン・ロッカーに預けるが、写真撮影はノーフラッシュならOKだ。見学所要時間は70分程だが、ロスタイムを含め、90分程見ておく方が良いと思う。
外観は、伝統的な和風建物だが、受付のある地下へ降りると、鉄筋コンクリートむき出し構造だったので、やや失望を感じつつ、賓客を迎える正面玄関に回ったら、別世界が広がっていた。
扉には、樹齢700年の福井県産の欅の一枚板が使われ、床板には、傷がつかないように特殊加工が施されており、技術の粋を凝らした障子や行燈・照明具・壁面装飾が、幽玄な和の世界を創出し、ゆったりと流れる時を楽しむことが出来る。
また、庭園と建物が一体となって調和する「庭屋一如」の設計思想が貫かれており、どの部屋からでも庭園の景色が楽しめるので、季節を変えての再訪も一興といえそうだ。
なお、京都迎賓館は、予約なしで個人の自由参観が可能だが、7月から9月の3ヶ月間は、ガイドツアー限定なので、注意したい。
セキュリティ・チェックを受け、手荷物はコイン・ロッカーに預けるが、写真撮影はノーフラッシュならOKだ。見学所要時間は70分程だが、ロスタイムを含め、90分程見ておく方が良いと思う。