プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★無常

2018-12-25 09:12:18 | 日記・エッセイ・コラム
 2018漢字一文字は「災」だったが、毎年のように大災害が発生すると、もはや異常気象ではなくなったと心得ておいた方が無難。

 わが国の自然の豊かさは、南北に長く、亜寒帯から亜熱帯まに及び、森林が国土面積の三分の二を占めているからで、自然の恩恵と災害の危険が宿命。

 今年、相次いだ災害で、糸魚川大火が風化した印象だが、わずか2年前のことだった。

 こんな時、方丈記の一節を思い浮かべ、世の無常を感じる。「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。」
 
★風化
 糸魚川の大火(12月22日)から1年を経て、街は少しずつ復興に向けて動き出したニュースを心休まる思いで見た人は多い。しかし、時間の経過と風化を感じさせるニュースもあり、複雑だ。......