プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第72回福岡国際マラソン観戦記

2018-12-03 08:47:43 | スポーツ
 昨日の第72回福岡国際マラソン選手権大会で、服部選手が、2時間7分27秒で14年ぶりの日本選手優勝の快挙を成し遂げた。

 近年、トップ選手の低迷続きで興味をそがれ、TV中継があっても殆ど観なかったが、今年に入って、日本記録を塗り替えた設楽裕太と大迫両選手に服部が加わり、オリンピック予選が楽しみになって来た。

 特に、服部の場合、後半の走りで外国勢を引き離したレース運びが大きな魅力だ。また、市民ランナー最後のレースになった川内の奮闘も見届けた。

 二人に共通する目的に執着する「意志の強さ」は、どんな仕事にも重要な要素だと思う。安直に稼ごうとする風潮がまん延している時代にあって、川内の不器用な生き方に共鳴するところがあったので、来春以降のプロとしての活躍を祈りたい。

 ランニングの底辺が広がっている中でのヒーローの誕生で、マラソン界が活気付いた印象を受けた。