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時悠人chosan流処世術

★インスタ映えの危うさ

2018-12-01 09:23:09 | 日記・エッセイ・コラム
 いまや国をあげてITを駆使した社会の構築に向けて、スマホの普及・拡大に邁進しているが、そのスマホを落とすとどうなるか?

 この小さな端末は、個人情報の宝庫で、クレジット機能やお金の出入り、さらには、交友関係から写真、趣味等のありとあらゆる情報が入るので、落したら全財産を失う危険性を伴う。

 若者から老人まで、「インスタ映え」などと自撮り写真をSNSで拡散する光景を見かけるたびに、「危ない、アブナイ」と、同情している。

 ITの便利さ、快適さに浮かれていると、守りたいプライバシーを自らさらけ出すことになりかねず、特殊詐欺の貴重な情報源にもなる。

 また、行政機関が持っている個人情報をビッグ・データとして企業に提供すれば、マーケティング活動を通じて情報量が蓄積されていき、どういう悪影響が発生するか予測もつかない。

 IT時代の便利さが持つ危うさに対して、覚悟を持って向き合わないと、「こんな筈じゃなかった」では済まされない被害にあうと危惧している。