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時悠人chosan流処世術

★高等教育無償化に反対!!

2017-05-15 08:45:20 | 日記・エッセイ・コラム
 自民党が検討している憲法改正を視野に入れた「高等教育無償化」構想は、日本が抱える教育格差を是正する決め手とはなり得ない。

 日本の子供の貧困率は、とても、先進国と言えない現状にあるとすれば、政府が真っ先に着手すべきことは、高等教育無償化ではなく、義務教育の充実・強化になる。

 仮に、高校を卒業しないと、社会人としての活躍が出来ないとするなら、義務教育制度を「6・3制」から「6・3・3制」にし、すべて無償とすればよい。或いは、現行の定時制・通信制高校や専門学校の制度の充実・強化と処遇改善を図っても道は開かれる。

 大学と高校卒業者で、生涯所得に大きな差が生じることを根拠に挙げる発想自体、貧困だ。アルバイトで稼いで遊び歩き、3年になると就活に血道をあげる現状で、高等教育の無償化など論外だ。

 教育とは、個人利益の差ではなく、社会全体に及ぼす効果を尺度とすべきはず。しかも、莫大な財源を「教育国債」で賄う発想は、興国ではなく、亡国の論と言わざるを得ない。
 
★子供の日
 「緑の日」を挟み、「憲法記念日」と「こどもの日」が並ぶゴールデン・ウィークだが、今日の朝日新聞の社説を読んで、愕然とした。 ユニセフの報告書によると、日本のこどもは、最貧困層......