プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★不気味な親切

2017-05-16 08:29:00 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日の午前、散歩から帰宅すると、玄関の鍵がかかっていた。在宅中は、めったに施錠しないので、「何かあった!」と、緊張が走った。

 チャイムを鳴らし、ドアホン越しに妻に理由を訊くと、ガレージでガタゴト音がしたので、窓を開けて見たら、誰かが、車のボンネットを拭いて行ったみたいで、気味悪いから、鍵をかけたのだという。

 現在、自宅周辺は、6軒の家の建設ラッシュで、工事車両や作業員が頻繁に出入りしており、騒音に紛れて招かざる闖入者が入って来ても気づきにくい環境になっている。

 我が家の車庫は、屋根付きなので、わざわざ中へ入って車を拭くのは不自然で、何らかの意図を感じた。先日来の黄砂で汚れたので、二日前に洗車したばかりで、薄気味悪かった。

 親切の主が分かっていれば、「小さな親切、大きなお世話」だが、正体不明の何者かの親切は、有り難くない「不気味な行為」で、言いようのない不安に襲われた。