プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★1/1億人のたわごと

2017-05-31 08:54:30 | 日記・エッセイ・コラム
 2016年現在の国債残高は、1,062兆円。GDPの2倍を超えていても、国民の個人資産が多いので、日本は大丈夫とする専門家がいれば、国債が紙切れになり、ハイパー・インフレが到来すると嘆く学者もいる。

 私のような年金生活者にとって、今の政府の方針は、有難く、居心地が良い。歳出を膨張させるだけで、国家財政を建て直す意思がなく、消費税増税を断行しないのだから、これほど、気楽なことは無い。

 政府は、内心、少子高齢化が、国家財政面でプラスに作用すると考えているのではと、勘ぐってしまう。高齢化で労働力不足が深刻になれば、賃金の上昇を誘発する。また、作り手が減って、物が不足するので、物価上昇につながり、「脱デフレ」が実現し、インフレが到来する。

 従って、現政策を維持していれば、支持率が下がらず、確実にインフレが実現し、同時並行的に、医療・介護などの社会保障費で国家財政を圧迫している高齢者が減って行く算段だ。

 人口が減れば、若い世代が占める割合が高くなるので、日本の将来は安泰になると考えれば、ウィン・ウィンで、実に愉快ではないか、、?