プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★本意は不本意

2007-08-25 10:24:08 | 日記・エッセイ・コラム

 電話に出た妻が「城下町マラソン事務局とか言ってるけど」と、ぶつぶつ言いながら受話器を渡した。

 夜遅くにかかる電話は歓迎出来ない用件が多いことを、30数年間の経験則で、知っている。ときどき居留守を使い、あとで訊くと電話セールスであったり、間違い電話だったこともある。困るのは、酔っ払った悪友が「今から出て来い」と誘う電話。大抵の場合、断り切れずに付き合ったが、この手の悪友には必ず、同じ手でお返しをした。それでも、一向に堪えず、悪乗りされ逆効果だった。退職して、携帯電話を持たなくなった理由のひとつに、「不要不急の用件回避」もある。

 さて、肝心の城下町マラソン事務局の電話は、「エントリー期限が迫っているが、申込みを済ませましたか?」との問合せとお誘いだった。今までに、大会事務局からこういった電話を受けたことが無いので、主催者側の意気込みに驚いた。体調不良を理由に、丁重に断ったが、ありがた迷惑だった。

 昨年、走ってみてレベルの高さを実感し(関門不通過)、出場を断念したのが本当の理由だからだ。ほかに、よく似たコースを走る「百万石ロードレース」もあるが、更に、制限時間が厳しいので、諦めている。ご当地で開催されるレースに参加出来ない口惜しさを吹き飛ばすには、走力アップしかないのだが、見通しは暗くなるいっぽうだ。