電脳筆写『 心超臨界 』

人間の行動はその人の考えを表す最高の解説者
( ジョン・ロック )

他人に興味をもち、他人のことを考えることだ――江川ひろし

2024-06-19 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
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「自分のことで卑屈になったり、ひっこみ思案になったりしがちなのを克服する最上の方法は、他人に興味をもち、他人のことを考えることだ。気おくれなど嘘のように消え去ってしまう。他人のために何か尽くしてやることだ。常に親切を尽くし、友人のような心で接すれば、あなたはそのすばらしい結果に驚くであろう」( デール・カーネギー )


◆他人に興味をもち、他人のことを考えることだ

『人生を変える話し方 77の法則』
( 江川ひろし、ベストセラーズ (2001/11/1)、p20 )

日本には古くから、「心のもち方」のみを強調し、人はペラペラ話すものではないという風潮があった。その結果、日本人の表現力は貧困で下手なものになってしまった。

今、電車に乗るとシルバーシートがある。わざわざこういう席を設けなければならないほど、若者たちは老人に席をゆずらなくなったのだろうか。

もちろん、心根のやさしい若者はいくらでもいる。私もよく見かける。ところが、席を譲る日本人のなんとギゴチないことか。誠実さがあるのだったら言葉で表せはよい。「おばあちゃん、この席をかわりましょうか。どうぞ、おかけください」と明るく呼びかければ、どんなにか気持ちよく受け入れられことだろう。それを、“無愛想に”怒ったような顔をして席を譲ったのでは、“不本意ながら”という感じは否めない。

よいことをするのがテレくさいのだろう。まわりに人がいるから恥ずかしさが先に立つのだろう。しかし、それを堂々とするようにならなければ、よい「話し手」にはなれない。自分の心を素直に、勇気をもって表現しなさい、と私が教室で説くのもここにある。誠実さをもっているのに、それをうまく言葉で表現できなければ、その誠実さは人には伝わらないのである。残念ながら、話し方に自信がないということが、その人の生き方にまで影響を及ぼしてしまう。

あの木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)にしても、懐(ふところ)に草履(ぞうり)を温めていたことを信長に告げ、その理由を示したからこそ、誠実さが報われたのである。どんなに真心をもって、人と接しても、相手に通じなければプラスもマイナスに作用してしまう。

デール・カーネギーは、その著書で次のようにいっている。
「自分のことで卑屈になったり、ひっこみ思案になったりしがちなのを克服する最上の方法は、他人に興味をもち、他人のことを考えることだ。気おくれなど嘘のように消え去ってしまう。他人のために何か尽くしてやることだ。常に親切を尽くし、友人のような心で接すれば、あなたはそのすばらしい結果に驚くであろう」

人を思いやり、人に尽くす。そうすれば豊かな人間関係が築け、実り多い人生を送れるようになる。話すという能力が欠落していては、相手に誠意も伝わらない。

話し方を学べば、自分が思ったことを、ためらいや恥ずかしさを乗り越えて、堂々と表現することができるようになる。
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