電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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人生の目的は目的のある人生を生きること
( ロバート・バーン )
The purpose of life is a life of purpose.
( Robert Byrne )
◆原因論と目的論
『嫌われる勇気』
( 岸見一郎&古賀史健、ダイヤモンド社 (2013/12/13)、p26 )
【哲人】 過去の原因にばかり目を向け、原因だけで物事を説明しようとすると、話はおのずと「決定論」に行き着きます。すなわち、われわれの現在、そして未来は、すべてが過去の出来事によって決定済みであり、動かしようのないものである、と。違いますか?
【青年】 では、過去など関係ないと?
【哲人】 ええ、それがアドラー心理学の立場です。
【青年】 なるほど、さっそく対立点が明確になってきました。しかしですよ先生、いまのお話だと、わたしの友人はなんの理由もなしに外に出られなくなったことになってしまいませんか? なにせ先生は、過去の出来事など関係ない、とおっしゃるのですから。申し訳ありませんが、それはぜったいにありえない話です。彼が引きこもっている背景には、なにかしらの理由がある。でなければ、説明がつかないでしょう!
【哲人】 ええ、たしかに説明がつきません。そこでアドラー心理学では、過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考えます。
【青年】 いまの目的?
【哲人】 ご友人は「不安だから、外に出られない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と考えるのです。
【青年】 はっ?
【哲人】つまり、ご友人には「外に出ない」という目的があって、その目的を達成する手段として、不安や恐怖といった感情をこしらえているのです。アドラー心理学では、これを「目的論」と呼びます。
【青年】 ご冗談を! 不安や恐怖をこしらえた、ですって? じゃあ先生、あなたはわたしの友人が仮病を使っているとでもいうのですか?
【哲人】 仮病ではありません。ご友人がそこで感じている不安や恐怖は本物です。場合によっては割れるような頭痛に苦しめられたり、猛烈な腹痛に襲われることもあるでしょう。しかし、それらの症状もまた、「外にでない」という目的を達成するためにつくりだされたものなのです。
【青年】 ありえません! そんな議論はオカルトです!
【哲人】 違います。これは「原因論」と「目的論」の違いです。あなたのおっしゃる話は、すべて原因論に基づいています。われわれは原因論の住民であり続けるかぎり、一歩も前に進めません。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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人生の目的は目的のある人生を生きること
( ロバート・バーン )
The purpose of life is a life of purpose.
( Robert Byrne )
◆原因論と目的論
『嫌われる勇気』
( 岸見一郎&古賀史健、ダイヤモンド社 (2013/12/13)、p26 )
【哲人】 過去の原因にばかり目を向け、原因だけで物事を説明しようとすると、話はおのずと「決定論」に行き着きます。すなわち、われわれの現在、そして未来は、すべてが過去の出来事によって決定済みであり、動かしようのないものである、と。違いますか?
【青年】 では、過去など関係ないと?
【哲人】 ええ、それがアドラー心理学の立場です。
【青年】 なるほど、さっそく対立点が明確になってきました。しかしですよ先生、いまのお話だと、わたしの友人はなんの理由もなしに外に出られなくなったことになってしまいませんか? なにせ先生は、過去の出来事など関係ない、とおっしゃるのですから。申し訳ありませんが、それはぜったいにありえない話です。彼が引きこもっている背景には、なにかしらの理由がある。でなければ、説明がつかないでしょう!
【哲人】 ええ、たしかに説明がつきません。そこでアドラー心理学では、過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考えます。
【青年】 いまの目的?
【哲人】 ご友人は「不安だから、外に出られない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と考えるのです。
【青年】 はっ?
【哲人】つまり、ご友人には「外に出ない」という目的があって、その目的を達成する手段として、不安や恐怖といった感情をこしらえているのです。アドラー心理学では、これを「目的論」と呼びます。
【青年】 ご冗談を! 不安や恐怖をこしらえた、ですって? じゃあ先生、あなたはわたしの友人が仮病を使っているとでもいうのですか?
【哲人】 仮病ではありません。ご友人がそこで感じている不安や恐怖は本物です。場合によっては割れるような頭痛に苦しめられたり、猛烈な腹痛に襲われることもあるでしょう。しかし、それらの症状もまた、「外にでない」という目的を達成するためにつくりだされたものなのです。
【青年】 ありえません! そんな議論はオカルトです!
【哲人】 違います。これは「原因論」と「目的論」の違いです。あなたのおっしゃる話は、すべて原因論に基づいています。われわれは原因論の住民であり続けるかぎり、一歩も前に進めません。