植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>RA(ラー)

2015年10月22日 11時03分16秒 | ゲームシステム
日本語版が発売されたので買ってしまいました。もっともルールブック以外は言語依存していないのですがね。

買った大きな理由は、2人でもしっかりと遊べるというレビューがあったことと、5人でも遊べるってこと。

4人までのゲームが多いので、ゲーム会をして5人集まると遊ぶゲームが無くって、5人用強化策です。



まずは連れと2人で遊んでみます。

ルールは単純で、袋に古代エジプト王朝をイメージさせるタイルが入っています。ピラミッドやスフィンクスなどのモニュメントや、ナイルや洪水カード、文明やファラオ、神様などのタイルが入っています。

これを1つずつ引いて場に出していきます。そうしてある程度たまったら、競りをするのを宣言して競りを開始します。そうして競りで勝った人が獲得する仕組みです。

競りに使う数字の書かれている太陽コマは、各プレイヤーが同じ枚数所持しています。数字が異なっており、大きい数字を持っているプレイヤーは小さい数字も持っていたりと、プレイヤー毎にバランスが取られています。この数字で競りをするのですが、数字はオープンだし、レイズ(上乗せ)は無いので、単純に場のタイル群にどこまで値を付けるかの比較的駆け引きが少ない競りです。これが競りが苦手な人も面白いと言わせるミソになっていると思います。ポイントは、タイルがどこまで増えたら競りを宣言するか? と、そのタイル群にどこまで値を付けるかです。タイル群の価値よりも高い値を付けてしまうと、他のプレイヤーよりも相対的に損してしまいます。それが負けにつながるという仕組みです。またタイル群は一定の集め方で、得点を得られたり得られなかったりします。なので、あるプレイヤーには価値が無いタイルも、他のプレイヤーには価値があったりと、微妙にズレが出て、それも加味しながら値を付けることになります。


このゲーム、競りが面白いこともありますが、得るタイルがエジプトの王朝をイメージできるところが良いです。集まると、ピラミッドが立ち並び、肥沃なナイル川に文明が栄えている感が味わえるのが素敵です。


追伸
 この後、ゲーム会で 4人プレイを2度ほどプレイしましたが、プレイ感は2人とまったくと言って良いほど変わらず。つまり2人でも4人でも変わらずに楽しめる仕組みです。少しだけ気になるのは、プレイ時間が1時間をオーバすること。ちょっと長いかなー。
 
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