植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

カルカソンヌ風を作ろうとして、ウボンゴ風が出来上がった。。。

2019年07月24日 19時54分09秒 | ゲームシステム
植民地戦争+αの次回のゲムマ秋の新作は「マヤ文明」です。

2019春の新作「公国のペレストロイカ」が自身でも気に入っており、
また遊んでくださった方の反応が良かったので、もう少し売りたいと思い、
秋は中量級作品は一回お休みして、特別にライト級作品を制作中です。

実は、前作「公国のペレストロイカ」のルールが、2019年1月に出来あがって、
公国のペレストロイカを発売する為の生産活動とは別に、
いつもどおり次の新作の構想をいろいろと練っていました。

しかし、今回は珍しく、中々システムが上手く機能せず、ボツ案を出し続けていました。



そんな中で、普段、連れと良くカルカソンヌ2(原始人Ver)を2人で遊ぶのですが、
タイル数が多いので、ゲーム時間が90分ぐらい掛かるのをなんとか出来ないものか?

と言われていて、カルカソンヌライクの手軽に終わるゲームの検討を行いだしたのが、
今回のゲーム構想のスタートになりました。

カルカソンヌ2が、平地で囲まれた森を作るゲームですので、それを逆転させ、

 「森で囲まれた平地(都市)を作るゲーム」

を考えたら、密林に囲まれたマヤ文明に思い立った訳です。

タイルを使ったゲームにしようかと思ったのですが、
「本州 (Honshu)」や、
COLON ARCさんの「コティングリーフェアリーズ」などで採用している
カード6分割方式を採用し、密林・住居・神殿・水源の地形を入れてみました。

本州 (Honshu)が、トリックテイキング+タイル配置、
コティングリーフェアリーズが、競り+タイル配置のシステムで出来ているのですが、
単純にタイル配置だけに特化したら、シンプルで面白いんじゃないかと思い、
密林で囲われた、住居・神殿・水源のある区画(これを都市とします)をつくる
パズルのようなタイル配置だけのシステムを考えてみました。

ミソは、タイル配置は大概のゲームが手番制で、
パズルゲームはタイムトライアルが多いのですが、
各ラウンド同時進行の15ラウンド制にすることで、
手番製よりは同時進行なので待ち時間を少なくし、一方で各ラウンド毎で区切ることで、
タイムトライアルの焦ってパズルを解かなければならないのを軽減させ、
じっくり都市を作る楽しみに特化しました。

遊んだ感じは、パズル要素が強いので、タイムトライアルじゃないウボンゴです。
カルカソンヌ風のゲームを作ろうとして、何故かウボンゴ風となってしまいましたが、
植民地戦争+α お得意の都市建築感のゲームに仕上がっています。


と言う、マヤ文明+パズル が 2019年秋の新作になります。
是非、ご期待頂ければ幸いです。
コメント
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