植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ゲームマーケット大賞について

2014年09月23日 21時29分12秒 | ゲームシステム
ゲームマーケットからゲームマーケット大賞について発表されました。

ゲームマーケット大賞の創設について

今後、日本のボードゲーム会をもっともっと広げていくのに少しでも意味あるのであれば大歓迎です。
ゲームをデザインする側としては、とても嬉しいい限りです。

が、その選考基準のハードルがちょっと辛いのですよね。。。
二次審査、三次審査は審査員による審査なので、ここはおいておいて、一次審査には Table Games in the World のアンケートが使われます。
当然、ゲームマーケット内では年間 1000タイトル近くの新作が出るでしょうから、そのすべてを審査出来る訳は無いので、最初にざくっとふるいを掛ける必要があるので、仕方ないし、Table Games in the Worldのアンケートは、ちょうど良いとは思うのですが、有利・不利が当然あります。
例えば、以下のような作品は、どんなに良作でも一次審査を潜り抜けられません。


・発売部数がそもそも少ないもの(最低ライン 100部は超えないと、最近は 150部は必要か…)
 Table Games in the World のアンケートに載る為のアンケート数が足りなくなるから。

・初回にテストで部数を絞って発売し、半年後にバカ売れした作品もダメ
 Table Games in the World のアンケートはあくまで新作が対象だから。

・遊ぶのに人数や時間などが必要なもの
 Table Games in the World のアンケートが1ヵ月後なのでそこまでに遊べる作品が有利


うちみたいに手作りで発行部数に限界があったり、細く長く息の長い良作はアウトで、場合によっては手の込んだ金額の高いボードゲームとかも不利かもしれません。
この問題を解消する為に、審査員の推薦枠もあるようですが、数多くのタイトルのそのすべてを審査員が把握している訳ではないので、それはそれで名が通って、審査員が遊んでみる機会に恵まれないとここには入らないので、中々難しいでしょう。

今後、ゲームマーケット大賞を狙うようにライトで多量生産可能な方向性に転換するのか、それとも真逆のニッチな方向に進むことで、独自性を出していくのか・・・考えていかないといけないかもしれません。


ちなみに、今回のうちの新作はこちら→
めちゃくちゃ、手作りです。(^_^;)
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