植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>エイジ・オブ・クラフト(AGE of CRAFT) 大建築時代

2014年08月24日 19時32分57秒 | ゲームシステム
チキンダイスさんのエイジ・オブ・クラフトを2人プレイ!

もともと近々、拡大再生産系のゲームを出そうと思っていたので、他のサークルさんがどんなものを作っているのかを研究する為に購入しました。もっとも拡大再生産は大好きなんですがね。

プレイ人数が2~4人と書いてあったので連れと2人で遊んでみました。
ゲームのルールなどは、チキンダイスさんのホームページでもみて下さい。

まず、2人用として考えると、いくつかのカードが相手との交渉をすることを前提に作られているので、それらのカードが使えなくなります。2人だと競争相手しかいないので、相手も利する交渉が行えないです。
しかし、それを差し引いても、多くのカードがあり、基本以外にこれらカードから7つをセレクトして遊ぶと言うのは、毎回違った感じで遊べるので面白いです。
システムはサイコロの目をリソースに見立て、1が労働者、2が麦と言う感じです。これら資材を集めて建物を購入すると言うリソースマネージメントで、購入した建物がさまざまな効果を得られ、生産系カードならサイコロの2の目を作り出したりできる訳です。

2人で2度ほど遊んだ感じでは、ダイス運は一見むちゃくちゃ大きそうに見えて、その実は少な目です。振られた3つのサイコロから好きな目を1つ(2人の場合は手番なら2つ)を選んで収入とするのですが、それ以外に生産系カードを持っていると、サイコロがいくつか手に入ります。それが中盤ぐらいで4つぐらい手に入ります。この時点で固定で得られる収入が、かなりありますので、それでダイス運に影響されるのは少な目と言う判断です。
もっともカードによっては、別にサイコロを振って追加収入があるかを決めたり、サイコロの出目で勝利ポイント(20点集めます)を決めるものもあるので、ここら辺のカードによっては博打の一発逆転もありそうです。

ソリティア感は2人だと以外に高めです。得られた収入を特殊カードを使って他のサイコロの目に変換したりして、目的のカードを買うことを目指します。自身の場の検討が中心です。
3人以上だと、ここに交渉が入るので、少しソリティア感が薄まると思います。

ダウンタイムは2人だとそんなに多くないのですが、4人だともしかしたら多くなるのかもしれません。
自分の手番に各種カードの効果を枚数分処理していく仕組みですので、そこそこ手番では時間が掛ります。手番以外の人は収入として1サイコロ得ることと、交渉を受ける(仕掛けるのは×)ぐらいなので、多分待ちになります。

頭は結構使います。システムの根本ルールは簡単なのですが、カード毎に色々な効果があるので、それぞれの効果を覚える必要があります。効果を覚えるのと、実際戦略上どう使うかの把握も入りますので、ドミニオンと同じように経験者と未経験者でゲームをするのは差が出るかもしれません。

いろいろ思ったことや問題点も含めて書きましたが、それでもあまりあって良いゲームです。
実は、2人用のゲームを何か買おうと探していたのですが、その熱が一挙に覚めて、このゲームで2人で暫く遊ぼうと思ったほどです。
どこかで3・4人で遊んだらまた報告したいと思います。


追伸
 一応、3人で遊びました。3人だと交渉が使える(下位2人で交換など)ので幅が広がりますね。それ以外ではそんなに2人と変わらず。トップを叩けるだけゲームバランスが良くなったかな。2人でも3人でも問題は、10点を超えると一挙に20点まで加速的に伸びます。気が付いたときは既に遅く、妨害できずに勝たれてしまうことも多々あります。

追伸の追伸
 2人で遊んで、6の目が一切出ずにゲームが破綻! 3つ振るを7回とか繰り返して、6の目が一切も出ないケースですが。。。6の目が無いと目を変換できる施設を購入できず、いつまでたっても手持ちサイコロを余らせ、バーストを繰り返しました。ここまで運がわるいとは・・・

他のゲームマーケット作品と比較してみました
 
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コメント
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