植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>キャッスル・クラッシュ、世界の七不思議

2014年07月13日 09時36分17秒 | ゲームシステム
キャッスル・クラッシュ

GMの台湾ブースで売られていた、台湾の多分市販ゲーム。うちの樹ブロックと違って木はちゃんとニスを塗っているし、角も落としており、小さなお子さんでも安心して遊べる設計なのが羨ましいです。
ゲームは単純で、決められたブロックを自陣で好きなように積み上げ合い、完成したら棍棒のような木の棒を相手に向かって倒して、どれだけ壊されるかで得点を決めると言うもの。
まず、以外にも棍棒が思った方向に倒れてくれず、相手のブロックに当たらないこともあります。あとは発想の赴くままにブロックを組み合わせて、棍棒の攻撃に耐えうるようにしていきます。
ゲームは単純ですが、直感的ゲームなので素直に楽しめますね。
しかし、何度も遊ぶのはちょっと難しいかな。。。しかし、コンポーネントは見ているだけでほれぼれします。



世界の七不思議(7 Wonders)

ゲームマーケットのゲームではないのですが、前回のボードゲーム会で遊んだゲームです。
バビロンの空中庭園とか、ロドス島の巨像とかの7つのボードがあり、いずれかを選んでゲームを行います。どれを選んだかによって特典が異なる仕組みです。
タイトルは「世界の七不思議」ですが、古代にこれだけの文明を作った古代都市の1つになって、その都市を発展させるものです。
あとは配られたカードのうち1枚を取得して、残りを他のプレイヤーに渡すドラフトを繰り返します。そうして取得カードを増やすことで、都市の農業的、工業、軍事、科学を発展させる感じです。各カードを取得するのに必要な資源やお金が必要で、先に資源などを得られるカードを取得してから、その資源が必要なカードを取得するといった感じに、取得する順序を考えながらのプレイになります。
ドラフト式のカードゲームって普通は単純なものが多いのですが、これをとことん凝ってみた!って感じのゲームです。
雰囲気が良く、ルールもシンプルで30分ぐらいで遊べ、さらに7種類の都市が両面なので14種類の特典を選んでスタートできるので、パターンも多いです。
ちょっと残念なのが、勝利ポイントが40とか50とかぐらいの値になり、ゲーム中、この特典が色々な方法で入ってきます。例えば軍事力が優勢だったり、特定のカードを集めたり、単純な勝利ポイントカードを得たり…。このポイント、ゲーム中の途中把握が難しく、ゲームが終わるまで誰が有利かが分かりにくいのですよね。



今回、紹介したゲームはどちらも市販なのでとってもテーマやコンポーネントがとってもぐっとくる内容です。箱を開いて中身を見るだけで、ワクワクします(勿論、遊んでも楽しいのですが)。
こう言った興味をそそるテーマに、それに合って引き立つコンポーネント とても重要だと感じました。
QLOOKアクセス解析
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする