植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

樹ブロック:ガウロンセン 対戦記録

2013年04月27日 18時19分53秒 | 樹ブロック
 随分と前になりますが、自分のところのコンベンションでガウロンセンで遊んだ結果です。

 まずは、M氏とO氏の対戦。

 後手のO氏はその前に遊んだ惨劇Rooperでも見事な推理を披露しただけに、このガウロンセンは初めてでしたが多分かなり強いのではと予想されていました。そう思った先手のM氏はあえて自分が格下と考えて、消耗戦を挑みます。このガウロンセンは陣地を作るゲームですが互いに陣地を作れないと入り組んだ乱戦になります。つまり、この乱戦に持ち込むことで勝機を見出そうと言う作戦です。
 M氏は序盤からO氏が壁を作りそうになると、自らの防御は一切考えずにその壁を突破したり、回り込んだりして陣地を形成させないようにします。この作戦が意外にもO氏を苦しめ、盤面の状況は五分に見えます。しかし、実は中盤あたりから攻めあぐねるO氏はきちんとこのM氏の戦法に対応してあることをしていました。それは後に置けなくなるような5マスのブロックを着実に使い切っていたのです。
 終盤になるとあくまで両陣営ともめだった陣地は形成できておらず、M氏の狙った通り乱戦模様となっているのですが、この時点でM氏は5マスのブロックを2つ残しており、一方O氏は残していない状況に。。。
 既に盤面はブロックをまとめて置けるところは無くなっており、結局M氏はこの5マスのブロックが最後まで置けずに10-0で負けます。

 と言うむちゃくちゃハイレベルな戦いでした。



 この後、私がO氏にチャレンジします。一応先手を頂きました。そこで一応陣地形成を狙いつつも、相手にもプレッシャーを与えるぐらいは相手側に攻めるように置いていきます。しかし、私の方も相手にギリギリまで圧力をかけた上で陣地形成を狙っていたため、わずかな隙間を残してしまいます。O氏はその隙間から攻めてくるので、これを防ぐと言った具合に中盤が進みます。両者ともに1個か2個置けるぐらいの小さな陣地を形成するのがやっとの状況です。勿論、先ほどの戦いを意識して両者とも5マスの大物ブロックは既に使い切るようにしています。
 全くの五分と思われた戦いですが、最後の最後にO氏が置き方を誤ります。既に互いのブロックが2個と3個なのですから、自ら置けるところに置くだけではなく、相手の残ったブロックの形を見ながら置けなくなるようにも意識しないと行けません。O氏は置いた後にそのことに気が付いたのですが、既に遅く私が置いてEND
 結果は、私が 3マスが1つだけ残り、O氏は3マスが2つ残りました。わずか3マスのブロック1つだけの僅差で勝ちを頂きました。

 ありがとうございました。
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