植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

キャッチアウト<ゲームレビュー>

2012年08月19日 14時47分37秒 | ゲームシステム
 8月に遊んだもう1つのゲーム「キャッチアウト」です。同じくグランペールさんのところです。

 ゲームはトランプの嘘を見抜くダウトが近いでしょうか・・・。ダウトでは、言う数字が自動的に決まり、それが嘘だと思った場合にそれを当てるルールですが、これだとかなりカードの引きに影響します(嘘をつかなくても良いカードを引けると絶対有利)。
 このゲームではそこが改善されていて、相手が本当のことを言っていると感じた際も、「それは本当だ!」と言って本当だった場合は、相手にペナルティを与えることが出来ます。つまり、数字を言う際は、本当であれ嘘であれ、相手にそれを当てられないようにしないといけません。
 あと面白いのは、カードは3枚でその3枚の数字すべてを言うことです。例えば、「1,2,3」と言って相手に渡します。この際、1枚でも違っていれば嘘で、3枚とも合っていると本当になります。無理に本当か嘘かを当てずに、単に受け取ることもできます。受け取るとその3枚に山から2枚を加算し、1枚は自分のポイントに、1枚は捨て札にします。つまり2枚交換する訳です。交換した上で、相手に「1,2,3」と言って渡したらどうなるでしょう? 例えば交換の際に場に1を捨てていたとします。すると山から1を引いていない限り、1,2,3にはなりません。しかしあえて言うと言うのは、本当に引いたのか? など相手に勘ぐらせることが出来るのです。

 このゲームはなんといってもルールが簡単で、お手軽に楽しめることにあると思います。しかし、同じときに遊んだノブナガと比べると、奥行きが足りない感じがしてしまいます。ゲームの価格も同じなのでなおさらです。

グランペール「キャッチアウト」
http://grimpeur.co.jp/item/CatchOut/CatchOut.html
コメント
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