植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

樹ブロック こだわり

2012年05月10日 21時57分28秒 | 樹ブロック
 第2弾は樹ブロックです。

 樹ブロックは、ホオの木、ヒノキ、赤樫の3種類の材質で作ってあります。普段、木材の種類なんて気に留めないと思いますが、その違いを是非とも感じてほしいです。特に、赤樫はホオやヒノキに比べて重たく、倍ほどの重さがあります。これがブロックを積み上げた際に影響します。メトロポール・パラソルで遊んだ際は、中央に置くことで安定させることもできますし、逆にグライヴィッツ・タワーで遊んだ場合は、重たい赤樫を積み上げるのは難易度が高く、ホオやヒノキと比べてハンディキャップになります。

 ブロックはこの3つの材質が、19種類の形のブロックで構成されています。19種類のブロックを組み合わせると、写真の様に横3つ、奥行き3つ、高さ9の 3×3×9 になります。しかも途中で綺麗に3つに割れ、つまり 3×3×3 の立方体が 3つで構成されています。これが3つの材質がある訳ですから、3×3×3×3×3 で構成されていることになります。こう言った数学的な美しさもこだわっています。

 樹ブロックは、今何種類もの遊び方を今まさに考案している最中ですが、今回基本セットとして組み込んだ遊び方は、バランスゲームの「グライヴィッツ・タワー」、思考ゲームの「マッシヴ・ホルツ」、パーティーゲームの「メトロポール・パラソル」の3つです。
 特に人数が集まるのであればメトロポール・パラソルはお勧めです。ゲームは、ブロックを積む際に崩した人が負けと言うルールなので、初めは他の人が崩すのを願うのですが、段々とブロックが積みあがって来ると、それが崩れるのが勿体なくなるのか、いつも間にかみんなで意見を出し合って、崩さないように、崩さないようになってきます。しかし、パラソルは段々と外へ外へと広がってアンバランスになっていくので、積み上げる際の緊張は高まっていきます!
 しかし、それを乗り越えて無事積み上げた際には、一致団結して成し得た達成感が得られ、いつの間にか全員が勝者になった気分です。そして、出来上がったブロックを鑑賞しては、写真を撮ったりすることになります。

 実際に積み上げた人にしかこの感覚は分かりません! 是非、樹ブロックを積み上げてみて下さい。

樹ブロック ホームページ
グライヴィッツ・タワー 動画
メトロポール・パラソル 動画
コメント
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