植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

簡体三国志:劉焉!洛陽制圧

2010年03月28日 22時21分18秒 | ゲームシステム
 本日、自身のコンベンションで簡体三国志を行ったので、その報告です。

 前回からルールを大幅にいじりまして、そのテストプレイです。大きくは戦争で、戦争に参加した将軍・参謀の政治分だけ、兵力カードを回復できるようにしました。前回まではカードは使いきりのイメージが強く、唯一領地に置く太守と軍師だけが残る形だったので、何を残していくかが重要でしたが、今回は政治が強い武将を参加させることで、兵力として使うカードも残るので、兵力の消耗が少なく…と言うか、政治が合計で2や3にして、兵力カードはその範囲で戦争をするという傾向が強く、かなり同じカードで戦争を繰り返すような感じになりました。
 これは少しやりすぎかなー。政治の回復は参謀のみが良いかもしれません。

 ゲームの方は2戦目の打倒!董卓で、荊北を舞台にプレイヤー2人が争っている最中に、順調に冀州・幽州・并州と順調に勢力を伸ばした劉焉が、董卓が支配する司隷に攻撃を仕掛けます。このゲームでは董卓を押さえたプレイヤーが勝つのですが、それを難しくしており、董卓は6枚もの兵力カードを引き、しかもその全てが繋がり有効となり、18の防御力となします。攻めた劉焉軍大将の司馬懿も攻撃力18で互角です。今回から互角は、将軍どうしの一騎打ちとなり、将軍の武力と山から引いたカードの武力で競い合います。
 ここで武力2の司馬懿は武力3の董卓との一騎打ちを避けて、逃げると言う選択肢もあったのですが、あえて死亡覚悟で一騎打ちを行います。これが功を奏してカードの引きがよく、司馬懿が董卓を打ち負かし、4カ国持ちになります。
 当然劉焉はここから他のプレイヤーの総マークを受けるのですが、曹操からの策略「反乱」で、冀州の反乱を仕掛けられたのに対して、仕掛けた側と共にほぼ全てのカードを使い切るぐらいの勝負に勝ちます。しかし、殆どカードがなくなり、これまでか!?って思ったのですが、同じく使い切った曹操に攻め入り、見事勝利して終了条件の勝利ポイントを得てゲームエンド。

 まさに劉焉の鮮やかな圧勝でした。


オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
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