腰痛でずっと鍼灸院に通っているのですが、5月以降週に1,2回は通い続けていたのがここのところ調子が良かったのとお盆休みをさしはさんだ、ということが重なって3週間以上行っていませんでした。
昨日もまぁ、絶対行っておいたほうがいいって感じでもないけれども、久々だし行っとこうかな、ぐらいの軽いノリで鍼灸院に出かけました。
鍼灸院とはいえ、私が通っているところは最初に電気マッサージ、それから人の手によるマッサージを鍼灸の前にかなりたっぷりやってくれるところなんですが、
「久々ですが、今日の体の調子はいかがですか?」と尋ねられ、
「まぁ、すごくどこか痛いってわけでもないんですが、あえて言えば、やっぱり腰と股関節かな。」と答え、
「わかりました。」と腰、背骨の脇、足のスジを重点的に揉まれ始めたら、ぎぇ~!と悲鳴をあげたくなるほど痛くてびっくりしました。
別にその人が大して力を入れているわけではないんです。
なのに痛くて、痛くて・・・。
マッサージ師の方いわく、
「体幹が冷えている人にありがちなポイントが弱いみたいですね。」とのこと。
えぇ、えぇ、そうでしょうとも。
毎日ホッキョクグマと一緒に寝ているのでね、エアコンの設定温度が低いんですわ、そりゃやられちまいますよ、とほほ。
しかし、思わぬ激痛にびっくり。
っていうか、そこまで悪くなってないと思っていたのに、実はそんなに病んでたなんてびっくり。
終わるとすっきり、体が軽くなっていました。
この感覚というのはいくら養生しようと、運動に励もうと、自分だけの力ではここまで回復するものではないな、というのが感覚でわかるので来てよかった~と思いました。
よく「痛みを我慢する必要なんてないんだよ。まだ軽いうちに来てね。」なんて言われますが、いやいや、自分では全然我慢しているつもりなんてないんです。(わかんないですけどね、もともと女性は男性に比べて痛みに耐える力が強いって言いますから。)
でも痛みの種類もいろいろありますよね。
な~んにもしなくてもズイズイ痛む、なんてことになったらそりゃあ医者に行くでしょうけれども、長時間同じ姿勢でいたら痛いとか、押してみたら痛い、とかいうレベルだと医者にお世話になるほどでは、とやり過ごしてしまうことも多いのではないでしょうか。
けれど今回の私のように、自分だと押してみなかった場所とか押す角度とか、他人に押してもらうと実は飛び上がるほど痛かった、そこが病んでいた、なんてことにようやく気付く、なんて場合もあります。
たぶん、年齢を重ねてきた方は多かれ少なかれ、体のポイントにそういう定期的に油を差さなくてはいけないようなギシギシしている箇所を抱えてらっしゃるんじゃないかな。
心の問題もこれと同じことだと思います。
よくオーラソーマのコンサルテーションのことを「あ、今のところ、私は悩みも何もなくて問題ないからご無沙汰してますけれど、また何か落ち込んだときにはお願いしますね。」なんて言う方がいらっしゃいます。
そんなとき、私は心の中では
(いや、ひどく落ち込んだときとかじゃなくて、オーラソーマは自分でも気づかない深層に隠された意識の成長を見ていくものだから、そうならなくても来て。)
と思っていますが、そこを説明しようとすると一言では終わらなくなってしまうし、一言で終わらない限り結局その人には「?」だろうし、こういう言い方が出ること自体が、まぁ、次に悩んだとき、落ち込んだときでもいいからなんとかオーラソーマから離れないように回を重ねて来てもらうことにより気付いてもらうしかないな、と思うので、ぐっとこらえます。
私は自身では経験がないのでわかりませんが、今の子どもたちに蔓延するいじめの問題にしても、最初のうちはいじめられている方もことさらに「我慢している」という意識はないんじゃないでしょうか。
だから「我慢しなくていいんだから、何かあったらすぐに周りにSOSを出しなさいよ。」と言われていても、いやぁ、そういうのとはちょっと違うんだよなぁ、と何かしっくりしないものを抱え込むうちにコトは大きくなっていく、っていう場合があるんじゃないのかなぁ。
昨日も書きましたが、オーラソーマもアートセラピーも「“今”この場で起こっていることを見つめていく」というセラピーなんです。
あなたは自分の内側から起こっていることを正確に実況中継できますか?
たぶん、出来ないですよね。
これはそういうクセをつけないと、というかある程度そういうことをやりつけないとなかなか出来ないと思います。
自分の内側で何が起こっているかを正確に把握できたら、たぶん、たいていの悩みや問題なんてその瞬間取るに足らぬものとなるのではないか、と思います。
私も出来てるな、と思う時とわけわかんなくなっちゃってるな、と思うときがあります。
けれどわけわかんなくなっちゃってる時でもイクイリブリアムボトルたちがそのハーブとクリスタルと色の力で「あなたは今こういう状況よ。ほら、胸に手を当てて考えてごらんなさい。そう言われれば・・ってしっくり収まる地点があるでしょ。」と教えてくれます。
そんなボトルたちにどれだけ「わたし」という人間を教えてもらっていることか。
アートセラピーにしても、自分の五感を使って“今”起こっていることをそのまま何かしら「かたち」にして表現していくものです。
自分の内側にあるものを外側にいったん取り出してみて客観的に眺めてみる、っていうセラピーなんですよね。
表現されたものに正しいも間違っているもない。
ただ、そういうものなんです。
そしてそれをシェアしていくと優しい気持ちになれます。
だから、ぜひ、ココロが病んでいるときだけオーラソーマでみてもらおう、っと、と思わずに来てくださいね。
アートセラピーもご希望がある限り、できるだけスケジュールを希望と合わせて開催いたしております。
ご興味がある方はメールでお知らせください。
あなたのあるココロの箇所をボトルやポマンダーたちが外からキュッと押したら、ひえっ!って悲鳴をあげるほど、いやはや、自分の内側って実は気付いていなかったけれど、こんなにここは痛いのか、って場所があるかもしれませんよ。
あるいはその逆に、すんごく傷んでたつもりだったけれど、そうでもないんだな、と確認できることもあるかもしれません。
そんな自分の“今”を見つめに是非オーラソーマのセッションを受けに来てくださいね。
アートセラピーで自分の中に眠っているクリエイティビリティを外側に取り出してみに来てくださいね。(難しいアートをやるわけではありません。3歳の子ども以上の方なら誰にでもできるレベルです。)
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