春になってからダーリンと２人で、お休みの日は「早朝ゴルフ」に行くことが多くなりました。
何時までのことを「早朝」というのか、というと私にもよくわかりませんが・・
我々はとにかくスタート１番組を取るんです。
そうすると前には誰もいないから、待たされることもなくするする～っと回ってこられて、朝露の残る少し重めのグリーンに苦労しながらも、とてもすがすがしく１日のスタートを切ることができるからです。
そして通常ゴルフは１ラウンドプレイするのにハーフの９ホールで休憩を取ります。
たいていはランチ時に当たりますから３０分～１時間の休憩タイムが組まれています。
けれど、早朝ゴルフだとハーフを回り終えてもまだ９時とか！
だからランチなんて時間帯でもないし、休憩はとらなくてもいい、と申告するとスルーで回らせてくれるんです。
だからすぐに次の１０番ホールに向かい、トータル１ラウンドが４時間、うまくすれば４時間を切って終了することが出来ます。
ということは・・
朝７：００にスタートして１１時にはもう一丁あがりぃ～！
次のスタート時間を気にすることもなくゆっくりとランチを取って、ゆっくりとお風呂につかって家に着いてもまだ１３時、さぁて、今度はこれから何をする？ってな感じで、まだた～っぷりの半日が残っている！
ふつう日曜日とか祭日とかにゴルフに行くと、やはりとても混んでいますので、１ラウンドを回ってくるのに２時間半ではきかないことが多い。
３時間ぐらいかかることもざらです。
そうなるとトータルで５時間～６時間かかるわけで、まるっと１日仕事です。
１０：００ごろゆっくりスタートしようとすると終わってお風呂からあがると夕方の１７時とかになっているという場合も多いです。
そうなるともう家に帰ってすぐに「夕食どうする？」という話になり、それからちょっとぐだぐだとテレビでも観て１日終わり、って感じです。
まぁ、休日のことですし、それでも十分にこれまでは満足していました。
ゴルフ行ってそれで１日が終わりでいいのか、と言われれば胸をはって、「い～んです！」と充足していたわけです。
けれど、７：００にスタートすると１１：００には上がり。
１０：００にスタートすると１７：００の上がりになる。
朝の３時間を早めのスタートを切ることで、終わりにはなんと６時間もの差がでる！
これは少し頑張って早起きしてでもそりゃあ７：００スタートのほうでしょう！というわけで、春になってゴルフ場がそういうメニューを出し始めるとそれっ！とばかりに３月の中旬以降ぐらいからですか、そうしてきたわけです。
しかし、理屈では午後の半日をすごく有効に使えるはずなんですが・・
実際には７：００スタートのゴルフをしようとすると朝は５時起きでして、そのときには気も張ってるしサバッと起きられるんですが、いったん終わって家に帰ってくると心地よい疲れとお風呂に入って筋肉もゆるんでいるのか、どっと眠さが襲ってくるんですよね・・
なのでそこで「ちょっとお昼寝・・」となることも多く、そうすると午後を有効に、が結局はちょっと買い物に行く、とか朝早くてしていかなかった家事を片付けるとか、くらいで終わるんですよね。
これでは有効に１日を使ったとは言い難いのでは、と思っていた矢先でした。
最近、この早朝ゴルフにダーリンの取引先の会社の社長さんがご一緒に加わることが多くなったんですね。
「早朝ゴルフ、ってこんないいものがあったのかぁ！ 俺、ハマりそうだわ。これからはいつも俺も入れてね。」
なんちゃって、活き活きとされてます。
そもそもこの社長さんがめっちゃパワフルでして。
この社長さんも建築関係の方です。
なので、通常でも朝が早い。
やはり現場は朝早くから稼働をはじめるので、それを運営管理するためにはご自身でも早くから仕事をはじめないといけないんでしょう。
だいたい毎朝４時～５時には起きていらっしゃるそうです。
どのみち５時には起きているなら、家から３０分くらいで来ることができるゴルフ場に６時半までには着いていて７：００スタートにそなえる、なんてことはお茶の子さいさいなわけで。
もう早朝ゴルフにハマっちゃったみたい。
それでこの社長さんがお昼前に１ラウンドを終えたあと、
「さぁて、これから現場回って一仕事するかな。」
と言っていつも帰られるんです。
それを聞いて、ひゃあ、すごいなぁ、私はさすがに１ラウンド回ってきたあとでこれから仕事だぞ、ってなったらげんなりかなぁと思っていました。
そしてこれは普段からの生活スタイルが違うから仕方がないことだ、とも思っていました。
なにせその社長さんはどのみち５時には起きているから、何も普段からのスタイルを崩さなくてもいい。
私の場合はだいたい起きるのは７時くらいですから、それを早朝ゴルフに限って５時起きにすると、そりゃあやっぱりどこかで眠くなるのはしょうがないでしょ、と午後をどうしても有効に使えないでいることも、自分に許していたんです。
けれど、自分がせっかく早朝ゴルフで午後にはもう家に帰ってこられるのにやることといったら家事か昼寝ぐらいか、と思ったら情けなくなってきてせっかくの半日をもっと有効に使わなくちゃ、と、この社長さんの出現によって何だか胸がざわつくようになってきました。
そんなこの前の日曜日。
どーしてもこの日じゃないと体を空けられるときがないから、なんとかならないかしら？というメールをいつものお客様からいただいて、
「大丈夫ですよ。遅めの午後ならサロンにいます。」と営業にしました。
そうしたら気が張っているせいもあり早朝ゴルフから帰ったあとでも全然眠くもならないし、とても楽しく充実した午後を過ごすことが出来ました。
何が“有効な”１日なのか、という価値観は人それぞれでしょうが、私は休みもろくろくとらずに営業していることの方が精神的に安定するのか？ 私はワーカホリック気味なのか？とちょっと考え込んでしまいました。
そもそも私の“仕事”とは色や光を通して、クライアントさんが「そっかぁ。私はこれでいいんだな。私に起こっていることはすべて最善のことなんだな。」という気付きを得るためのお手伝いをすることなので、そしてそれが仕事というよりはライフワークというか、一番好きなことでもあるので、そういう意味ではそれで疲れたり休みたいと思ったりはしないんだろうな、と思います。
むしろ「ぼーっとして充電するのも必要じゃない？」と言われ、ぼーっとすることのほうがストレスだったりして。
いまのところはゴルフに行けば、それで十分に気分転換はできるので、それ以上には私には休みは必要ないのかも。
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