ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

B19「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」~物質界に生きる~

2010-09-06 07:59:00 | オーラソーマ

この上部がレッド、下部がバイオレットのボトルは、「物質界に生きる」という名前です。

いかにも即物的な名前だ、ということもあって、私はあまりこのボトルが好きではありませんでした。選んだこともありません。

この上下が反対のB65「頭は天に、地は足に」は何度か選んだことがあるんですけどね。だから決して色の組み合わせが嫌いというわけではないんです。でもその組み合わせが上下逆に位置するだけで、こんなにも嗜好ががらりと変わるって面白いですよね。

上部がレッド、下部がバイオレットという配置は、人体に対応したチャクラカラーで見ていってもわかるように、まったく逆です。

通常は下半身がレッド、頭上がバイオレットだからです。

下部にレッドが来ていれば、「生活の基盤をしっかりと持ち、地に足付いた人」というメッセージがあると解釈してもよいでしょう。


でもその逆に上部にレッドが来ているということは、本当ならスピリチュアルで処理すべきことでも何でもかんでも現実的にしか考えられない人とか、お金に換算してしまう人、という指摘を受けたような気になって、やだ! わたしってそんなじゃないもん!と見てみぬふりしてきたボトルなのかもしれません。

このブログでボトルを紹介するときさんざ引き合いに出します「新・ネーミング・オブ・ザ・ボトル」にも、『物質界で生きることは、ときにスピリチュアリティの上に人生の物質的側面を全部かぶせてしまう危険があります。これはスピリチュアリティよりも物質を重んじることの示唆と見ることが出来ます。』という記述があります。

でもこのカラーの配置を良いように解釈すれば、ついついスピリチュアルなことに興味があるとそればかりに溺れてふわふわしてしまう人が多いなか、常に物質界のことを忘れず頭でもそれをちゃんと意識している人、ということも言えるのではないでしょうか。

というのは、先日クライアントの方でこのボトルを選んだ人がいらっしゃり、それでハッと気付かされたことがあったからです。

そのクライアントは、もう何回も来てくださっている馴染み深い人で、私も大体彼女のライフスタイルはわかっています。(この話を書くにあたっては、彼女の了解をえました。やだ~、些々羅に行くと、ブログのネタにされちゃうよ~と思わないでくださいね。通常、クライアントがどんなことを語ったか、どんなボトルを選んだかなんてことはマル秘中の秘であり、それを黙って公開したりはしないので安心してくださいね~)

彼女は、スポーツを長年やってきています。

それも1種類ではなく、2種類も。

そして、よほど体を動かすことが好きなのか、さらに趣味としてカルチャーセンターで行っているようなダンスなども気晴らしで受講しています。

そんな彼女ですが、オーラソーマに惹かれてコンサルテーションを何度も受けに来てくれていることからもおわかりのように、スピリチュアルのことも好きなんです。

そんな彼女がスポーツをやりながらいつもそのなかで起こるさまざまな悩みに直面したようなときに選ぶのがこのB19なんです。

これは、いつもスポーツという第一チャクラから自分と言う人間を極めようと思ってアプローチしているけれど、あまりにその世界に偏ったり、その世界観にどっぷりと浸かりすぎたりすると、自然にバランスをとろうとして、本来スピリチュアルである第六チャクラや第七チャクラという場所に肉体を使って行うスポーツなどのことも引き上げてそのなかで処理しようとしている、ということなのではないか、とふと思ったのです。

オーラソーマとは「バランス」です。(もともとイクイリブリアムボトルのことは、バランスボトルと言いました。)

肉体と精神のバランス。

頭とココロのバランス。

静と動。

エネルギッシュなこととリラックス。

すべて世の中のことはどちらかに偏ることなく、バランスよく存在することによってこそ健全な状態だといえる、ということです。

どちらが良い悪いではなく。

リラックスだって、リラックスしっぱなしだと逆に疲れてしまうでしょう。

そう思うと彼女が無意識のうちに、肉体を使って日々エネルギッシュな課題に取り組んでいるなかで、頭の位置にレッドがくるものを選ぶというのは実に利にかなっていたといえます。



私たちの誰もが魂が転生することを選んできたので、それはつまり、物質界に関わる、ということを自ら決意して生まれてきた、ということです。

しかしあるときからそこから眼を背けたり、そこを汚い世界のようにかえりみることをしなかったり、あるいは逆に開き直ってそこにどっぷりと浸かりすぎているということがあったりします。

それは私たちがこの物質界で生きる、と決めて誕生したこと自体に唾を吐くようなものではないでしょうか。

そこをきちんと踏まえながらそれでいてなおかつ物質界をスピリチュアルなものにしていくこと、それこそがライトワーカーとして求められていることのような気がします。




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