気温が下がってくると出回る食材に『マコモダケ』がある。
過去の『ふるさとあっ晴れ認定委員会』でも取り上げられたことがある。
※2016年2月/第4回 ふるさとあっ晴れ認定
先日、出先で見掛けたので購入しました。
しかし、商品名のシールに『キノコ(菌茸)』と。
まぁ、間違っちゃいないが……、ねぇ……。
お客さんに誤解を与えるかもなぁ……。
マコモは、かつて健康法『マコモ風呂』で有名になったアレ。( ← 知ってる人の方が少ないか?)
種子の『ワイルドライス』が通じるか。
マコモダケというものは、このマコモの一部である。
マコモが黒穂菌(こくぼきん)に寄生されて、根元部分が肥大した部分がマコモダケ。
この肥大した部分が食用になる。
という事で、特定の植物名ではなく、菌に寄生された部分であるから……いやいや、やっぱり『キノコ』は言い過ぎだわさ。
菌をメインに食べるのではないからね。
食感はタケノコとかヤングコーンのような感じ。
味は淡白なので用途は広い。
ご存知無き方は、見掛けられましたら是非!
さて、料理を。
本日は中華方面で。
イネ科なので筋張った葉は食べられないので剥く。
剥いてカットする。仕込みはこれだけ。
◆料理名:マコモダケと豚肉の炒めたん
【手順】
油を熱して、ショウガのみじん切りを入れて香りが出たら、豚肉を炒める。
豚肉に概ね火が通ったら、マコモダケ投入。
居合わせたマイタケさんも緊急参加。
お酒で蒸し焼き状態に。フタ有り。
水分が飛んだら、オイスターソース、ナンプラー、料理酒、ゴマ油で味付け。
ガチャガチャっとして、ホイッ、出来上がり。
仕上げにゴマをパラっと。
ジャ~~~ン!!
マコモダケは、蒸されたことでフンワリと柔らかく仕上がりました。
これをビールにて。ご満悦。
さてさて、まだ知名度が低い食材のようなので、今後如何になりますやら。
まずは、売り場での表記を改善して……だな。
料理法など説明があれば売れると思うんだけどなぁ。
「春のタケノコ、秋のマコモダケ!」てな感じで如何でしょうか?
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