週末は鉄分多目

普段、備前方面に行くときには、吉井川沿いを下る。その道の途中に山陽本線の踏み切りがある。『万富鉄橋（吉井川鉄橋）』とか言われている鉄橋の端。そのたもとに踏み切りがある。平日はただの変哲もない踏み切りだけど、休日ともなると急にこの場所の鉄分が高くなる。いわゆる『撮り鉄』さんが大集合。

この鉄橋は川の中でカーブしている鉄橋である。障害物がない場所で、カーブしている為に列車が湾曲して全体が見えるポイントとなっている。その長い車列を写真に収める事が出来るので人気なのだろう。イン側とアウト側は好みが分かれるところか……。


年末年始に通りかかると、宿泊セットや布団を積み込んだ車がズラーッと行列していた。急勾配の土手の途中に三脚を据え、カメラ、ビデオが並んでいる。皆一様に高額な雰囲気のズームレンズ装着。お休みを使って、アッチコッチ撮りにいくんだろうなぁ。装備も時間も結構かかっている。情熱のなせる業。


土地の鉄分は『やきもん屋』としては気になるが、この鉄っちゃんの情熱（＝鉄分）はスゴイと思う。『撮り鉄』さん単独だけでなく、その子供たちなのだろう。『子鉄』も多い。
自分が電車に興味がないだけに「ヘェ～」と思って見ているだけ。


カメラの放列を見て週末と知れる『不思議ポイント』。